本日のお話は前回の記事の続きです^^
どうしても手に入れたい!と、奇妙な程に強く惹かれてしまった、不意に出会ってしまった三点のサファイアペンダントのお話をいたしました。
その時のサファイアが本記事のトップ画を飾る、すみれの雫のようなサファイアのセットジュエリーです。
そうです^^
ペンダント三点を、ピアス一点&ペンダント一点に作り替えて貰ったんですよ〜^^
皆さんはセットジュエリーと聞いてどんなイメージをお持ちですか。
セットジュエリーとは、
“同一の素材とデザインで作られたひと揃えのジュエリー” のことを指します。
パーティーでドレスを着るような時に着ける、ネックレス・ピアス・リングなどの華やかで大振りな揃いのジュエリーや、
普段用の小さめのジュエリーでも、ピアス・ネックレスなどが揃いのデザインであればセットジュエリーと言います。
現代のファッションの観点から言えば、同一デザインのひと揃えのジュエリーを身につけることは、それが日常着であれば尚、やや単調になってしまうイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、
幼少期にプリンセスに憧れた身としてはいまだに大変ロマンがあり、ひと揃えのジュエリーは憧れの存在です。
なんだかこう、普段用ジュエリーだとしてもセットジュエリーを身につけているって、何だか非常に意味ありげというか…上手く言えないですがそんな所に惹かれます。
このサファイアセットは、やや大振りなのでドレスに合わせてもシックだし、ジーンズやシャツなどの私の普段着にもぴったり(ジーンズとサファイアはよく合います◎)なのでとても重宝しています。
とは言え、私のライフスタイルでは、セットジュエリーをドレスアップの仕上げに身につけるような華やかな場に出席する事はほとんどないので、
実のところは単品使いや、逆にコスチュームジュエリーのようにカジュアルな雰囲気でセット使いしている感じですね。
セット使いしている日には、さも意味ありげな装いに見えます(?)から、心の中でプリンセスごっこをしたり…??????
(人様には言えません。言いません。安心してください、内緒ですよ!)
今回のお話に登場するサファイア、購入先は山梨・甲府のubazakuraさんです。
私が購入したペンダントと同じモデルはこちら。
ラッキーモチーフである馬蹄を二枚重ねたデザインだそうです。
商品画像ではややマダム向けっぽい雰囲気なのですが、実物の雰囲気は真逆で、好い意味でちんまりした雰囲気というか、なんとも言えない愛らしさがあります。
例えるなら、京都の手鞠鮨のようなちまっとした感じというか、ハムスターが手のひらにのったようなちょこんとした感じというか‥
馬蹄のネックレスってどれも同じ様でなかなか気にいる物に出会えなかったのですが、こちらは実物を見た瞬間に心を撃ち抜かれました。
↑実物を送って頂いた時に撮っていた写真です。
ころんとしていてほんっとうに大人可愛いんですよ〜♡
商品画像だと輝きの感じが伝わってこないのですが、実物はウルウルきゅらきゅらと瑞々しい輝きです。色は商品画像がほぼ実物でした。
こう言うタイプの石の撮影って、実物の色に合わせると輝きが飛んじゃったり…。それを全て再現するために商品写真にコストをかけると売価に反映せざるをおえないし‥難しいよね。
同モデルでインペリアトパーズもあるようです^^
商品説明によると、1.3ctのインペリアトパーズとのこと、大粒ですね。
それにペアシェイプなので、実際のカラット数プラスアルファの大きさに見える事でしょう。
イエローダイヤモンドタイプも!
きらきらと光るカット小豆チェーンに合わせたらちょこんとした感じで可愛らしく、太めのベネチアンに合わせたらエレガントな感じになるので、持ち主のキャラクターや年齢に合わせた活用ができますね。長く楽しめるジュエリーです。
このダブル馬蹄のペンダント、すごく可愛いし長く愛せそうだし、もっと沢山の石で発売されると良いのにと思うのですが、今のところはサファイアとインペリアルトパーズ、イエローダイヤモンドの3種類の展開みたいです。
タンザナイトやアクアマリンでも可愛いし、ルビーやロードライトガーネットも可愛い、つまり誕生石のモデルがあると選択肢が沢山あって良いですよね^^
でも、ここの工房さんは、問い合わせてみると地金違いや宝石違いのものもプロパーに近い良心的な価格(カスタム料やオーダー料っぽいのはないみたいな雰囲気です。2021年1月現在。)で作ってくれるので、ダブル馬蹄が気に入った方は、是非問い合わせボタンより相談して見てください。
私とお揃〜でっせ!
↑ubazakuraさんのショップよりお借りしました。遠慮なくお問い合わせくださいとのこと。
このペンダントとお揃いっぽいリングも発見、蛇モチーフでしょうか。
蛇モチーフも有名なラッキーモチーフですから、お守りとして身につけるのにぴったりです。
こちらは地金の色が選べるそうで、ゴールドもホワイトもどちらも素敵ですね。
リアルすぎない蛇が着けやすそうです。
私も蛇モチーフのリング(リアル!)を持っていますが、サイズ直しをして早くつけたいです^^
この記事に登場するサファイアペンダント、カラット数を考えたら価格が随分安いと思いませんか。
やはりこれは、色が淡いから‥と言う理由も大きいのだと思いますが(参考・ジュエリーの見方の見方)何より、ひと昔前に仕入れたルースと言うのも大きいみたいです。
私、宝石の買い物の際は、目当てのものが随分安い場合は、何で安いの??って結構直球で聞いちゃうんですよね。だって安いには明確な理由があるはずだし、それを理解して買い物するかどうかってかなり違いがあります。
それに、このように尋ねられて嫌な顔するお店ってつまり‥?と言うことでもありますし、なかなか良い指標でもあると思います。
このサファイアの時もそう尋ねたのですが、
「昔はスリランカ産サファイア って、もっと色が良く、照りと輝きも良い石があったんです。そのクラスの物よりは少し劣りますし、何より現在のスリランカ産サファイアの仕入れ価格よりは安価に手に入った物なので、そういったルースで仕立てて見たんですよ。」
とのご回答をいただきました。
であれば、このデザイン・この色・この輝きが気に入った場合、今購入するのが一番リーズナブルって言うことかもなあ(このクラスのルースでも、今の品物が完売して現在の仕入れの物で仕立てた商品となると、ワンランク価格が高くなるのかもしれない)そう判断しての購入でした。
お気に入りのサファイアセット、その水を湛えたような潤しい煌めきは、鏡に映る自分の姿を眩い波動で包みこんでくれるような、優しく静かな力強さを感じます。
女性はいくつ年齢を重ねても、心の奥の扉を開けば、ちいさな女の子がきらきらなティアラをかぶって微笑んでいるのだと思います。
いつまでも若くいなければと奮起せずとも、絶えず心に少女が宿っているのですね。
そんな心の中の私に、たまには新しいプリンセスティアラをかぶせてあげる、そんな気分を叶えてくれるのが、愛すべきセットジュエリーなのでした。
おわり。