実は婚約指輪をリフォームしていました^^
していましたって言うのは、本当に微妙で、自分しかわからない、人から見て気づかれないようなリフォームだったからです。
それなのに何故リフォームしたのか?
それはシンプルに、私の指に似合っていなかったんですね。
Instagramではちょこちょこ記事にしている、パーソナルカラーや骨格診断が密接に関係してくるのですが、私は丸っこいデザインや曲線を多用したデザインが全然素敵に見えません。
元々のデザインはイラストに描いたように、ソリテールではありましたが丸っこいフォルムで石座も曲線を多用しているぽってりしたデザインでした。
エタニティーや地金リングと重ねてみるも解決はせず…やはり根本的な枠の問題だわ!という結論に落ち着きました。
とはいえ、リフォームって空枠タイプで一番安くても五万円くらいしますから、ソリテールからソリテールへ、似たようなデザインに変えるためにお金を使う事はめちゃくちゃ迷いました。(実際はポイントをあてたり元の枠を売却し、2万円代でした。詳細は後ほど。)
それに、婚約指輪となると夫の同意が必要でしたので、こんな私でもなかなか切り出すのに勇気が必要でした。
そんな事情があり何となくやり過ごすも、やっぱり微妙な不協和音が居心地悪く…
ついに夫に切り出してみると、
「リフォーム?ふむふむ、まあ毎日使う指輪なら金属疲労もするだろうし、爪とかは消耗したら石を失くしたりするだろうし、むしろ良い枠があるならリフォームした方がいいんじゃない?」という超意外な答えが!
思い入れなどはないのか?と尋ねてみると、
「うーん、小さいもののデザインは自分には良くわかんないし、それより気に入って毎日使う方が良いんじゃない?」
と!流石IT系の合理主義ですね!!!!!
という事でありがたくリフォームする事にしました^^
私が選んだのは、腕が1mmほど細く、石座も爪もストレート、若干爪が高い枠です( ◠‿◠
リフォームにあたり色々探しましたが、やはり空枠の風情のよさと価格のバランスでこの時も大阪・南船場のアンジェラさんに依頼しました。
具体的にはこちらの枠です。
この枠の良いところは、石の外周が認識しやすい為石が大きく見え、石が持ち上がっている事でリフォーム前よりも石が輝いて見えるところです。
角度を変えた話になりますが、私のスタイルには取り巻きタイプ(ヘイロータイプ)のデザインは比較的似合わないのですが、角タイプの取り巻きで、取り巻くダイヤモンドのサイズを極小にすると似合うという事がわかりました。
これはいつかupしたエメラルドの指輪を手にして気づいた事なのですが、こんなにも微妙なサイズ感の違いで似合ったり似合わなくなったりするのかと驚いた事をよく覚えています(´ω`)
このお話を読んでご自身の婚約指輪の存在を思い出し、
「指輪を初めて手にした時は似合っていたのに今はしっくり来ないのよね」
なんてことがありましたらそんな方もリフォームは一つの方法ではないでしょうか。
人の外観は年々変化していくので、似合う服が変われば、身に付ける小さな小物も変化させる事はごく自然なことです^^
とは言え、婚約指輪ともなると旦那様のご意向が大切というか、合理主義な方も少ないかなと思うのですね。意外と男性の方がロマンチックだったりしますし‥
そんな時におすすめなのが、リフォームして残った、空いた元の枠に比較的安価なアメジストやガーネット、キュービックジルコニアなどを留めて思い出を取っておく方法です。
誕生石や好きな石を留めれば愛着も湧きますし、石の色が変わればまた印象が変わりファッションリングとして気軽につけられる可能性も出て来ます。
我が家では元の枠は資金面で売却しましたが、それは元々、ダイヤモンドの石を贈って貰い、枠は良く選んだものというより、その時一番手ごろな物にしたという経緯がありますので、これで良かったなと思います^^
もしリフォームにご興味がおありでも、旦那様にどう切り出したら良いか判断が付かない場合は、我が夫の意見、金属疲労と言うロジカルな理由は良いかもしれませんね。
毎日使用していなくても、保管した状況が良くなかったり元々の地金の質がたまたま安定していないというか、耐久性が良くなかったりすれば、今後金属の劣化が起きて爪が折れる事も珍しい事ではないと聞きます。
特にプラチナは粘り気があるけど柔らかい金属なので、18金と比べると、プラチナの方が根元から爪が折れたと言う修理が多いそうです。
婚約指輪はプラチナ製が多いですからね^^
折角の指輪ですから、もっと出番を増やしたいけれど何だかしっくりこない…それならば出番を増やせたら楽しいと思います。
私はリフォームをして本当に本当に本当に(しつこい)良かったです♪
皆さんの婚約指輪がお気に入りの指輪になりますように、何かのヒントになれば幸いです。
※本記事は、2020年11月にInstagramに掲載したものを加筆修正したものです。
該当の投稿はこちら、よろしければ遊びにきてください^^