ジュエリーの選び方で、何を大切にしていて何が素敵なのかは十人十色だと思うのですが、その選び方のルーツもやはり十人十色なのでしょう。
ある方は結婚指輪にカルティエのラブリングを選んだ理由に、安室奈美恵さんの指輪が素敵だったからという事もあるでしょうし、
ある方が首から南京錠を提げていたら、シドヴィシャスのファンか、はたまた漫画NANAのファンかも知れません。
私の場合、ペンダントというアイテムに於いて、強く記憶に残っていて、ルーツとなっているのはこちらの一品です。
この絵を見てぴんと来た方は、きっと私と同世代ですね^^
ひみつのかぎペンダントという玩具です。
「レディリン」というタイトルのアニメの玩具なのですが、当時まだ小さかったからなのかアニメの内容は全く覚えていません。
でもこのペンダントは、デザインもギミックも、サイズ感までもが秀逸でして、私の記憶から消える事はありませんでした。
ギミックと言えば、この中央部はぱかっと開くような仕組みになっています。
これ、主人公の持ち物なのだろうに、なぜ主人公の顔があしらわれたカメオ風で、ロケットを開くと主人公の写真が入っているのだろう?と不思議に思いましたが、調べてみると主人公のお母さんが娘を想い大切にしていた物との事で成る程と思った次第です。
また、ぱかっとするとこう。
上部のハートは実は鍵になっていて、取り外す事ができます。
ただでさえ心踊るペンダントが、ロケットペンダントだった上に、鍵モチーフペンダントだとか、もうわくわくとときめきがとまらないのです…!
しかもこの鍵は、別売りの宝石箱を開ける鍵になっているらしいと聞いて、私のときめきスイッチは爆発してしまいました…!幼少期に爆発してしまったので壊れ続けているという訳ですね!!!納得!!!
(別売りの宝石箱は、かぎペンダントを持っていないお友だちの為に、一応簡易的な鍵が付属しているらしいです。なんそれ!!)
ペンダントというアイテムを選ぶ際に、無意識のうちに基準となってしまっている、ルーツとなるのはひみつのかぎペンダント…。
そう言うわけですので、鍵モチーフとロケットペンダント(カメオにも‥!)には無条件に反応してしまいます。
そして、この玩具的なサイズ感の(つまりジュエリーとしては巨大な)ペンダントを探し求めてしまうので困ってしまいますね。
とはいえ、鍵モチーフもロケットペンダントも、まだイメージに合う完璧な品物には出会えておりません。
こういうのは本当に難しくて…のんびりと探しているところですね。
このサイズ感のペンダントについてはぽつりぽつりと…でも矢張り、とっておきの物に出会うには長い時間がかかります。
このサイズ感のペンダントで石付きとなると高額になることも多く、価格的にも手に入れられる物に出会わなくてはなりませんから。
カメオについても、自分のハートを撃ち抜くような完璧な品に出会う機会はそう多くはありません。
基本的には人の手で彫るので、カメオ作家さんの気分とかもありますから、私の気分に合うものとなるとなかなか出会えるものではないですね。そして価格的にも(以下略)
皆さんは、ジュエリー選びのルーツとなるものはありますか^^
きっとそれは、瞼を閉じれば鮮やかに想い出される、素敵な品物なのでしょうね。
(おわり)