ソリテールリング、それ即ち立て爪のリングの事ですが、私はこのリングが大好きです。
矢張りこう…石に力があると、その石が存在しているだけで充分…そんな感じがしてソリテールにしたくなるという訳です。
逆に、デザインの凝った枠に映える石やメレダイヤで取り巻く方が輝きが増す石もありますので、個性に合わせて枠を決める事が懸命ですが、その石が肌の上に存在しているだけでさまになるソリテールは特別感がありますね。
何も足さない。何も引かない。
これはサントリー社の有名な美しいキャッチコピーですが、この感じに近いというか…。
石や指輪に何も引かないはヘンかもしれませんが、何故だかそういうニュアンスを含んでいると感じるのです。
とは言えこのソリテール、何も足さない、けれども何かを重ねることは、美しさの折り重なりによる無限大の楽しみ方が出来、幾重にも喜びを感じられるところに愛着を感じています。
本記事の先頭を飾るソリテールリングは、私が密やかな趣味で手に入れたリングでして婚礼の記念品などではないのですが、中々良い輝きを魅せてくれる品ですので、本記事のモデルとなって貰おうという塩梅です。
本記事のモデルの詳細(スペックや価格など)はこちらの記事の下の方にございます↓
という事で、本記事ではソリテールといろいろなリングを重ねて遊ぼう!という余りにも需要がなさそうな謎の趣旨、如何にものんびりとした内容となっておりますので、立て爪ダイヤモンドリング好きの皆様のお暇つぶしの記事になれば幸いです。
【ソリテールとYGのエタニティー】
白い地金にイエローゴールドのエタニティーを合わせる事で、良い感じに抜け感が出る組み合わせですね。
結局、白い地金にもゴールド色が反射するので、コンビ!!みたいに大袈裟すぎなくて良いよね。
婚約指輪がプラチナで、他のデイリーなリングがYGばっかりな人でも、このような重ねづけをすれば普段から婚約指輪を活用しやすくなって良い感じになるでしょう。
【ソリテールとPTのエタニティー】
これは王道の組み合わせですね。
私の婚約指輪もこの組み合わせです^^
【ソリテールをPTのエタニティーでサンド】
同じデザインのエタニティーリングを二本用意して、ソリテールをサンドウイッチしてみましょう。
ぱっと見、幅広のパヴェリングに大粒ダイヤをあしらった豪華な指輪のように見えますね。
年齢を重ねた際に、婚約指輪を幅広パヴェにあしらう作り替えをする方が結構いらっしゃいますが、あれは空枠でやってもすごく高価になる事が殆どなので、もし2mmくらいの華奢なエタニティーが二本手元にあれば、まずはサンドウイッチしてみると新たな発見があるかもしれません。
【ソリテールとエタニティーと彫刻リング】
この真ん中のリングをなんと呼ぶのが正解かわからないのですが、海外だと彫刻リング(engraving ring)って呼ぶ事が多いっぽくて、日本では昭和ヴィンテージみたいな感じのーみたいな呼び方が多いっぽいですね。このリングはちょっと古めかしいところが好きで、本当はYGのも欲しいです(え?)
このリングとエタニティーをソリテールに重ねる事で、タイムレスな感じになるのが個人的なツボです。
【ソリテールとエタニティーと本物の昭和ヴィンテージリング】
こちらは昭和ヴィンテージみたいな感じのリングではなく、昭和ヴィンテージのリングを重ねました。
祖母の結婚指輪です。全周ぐるりと彫刻が入っていて素敵です。
このリングを重ねる事でクラシック!な感じになって超いいのだけれど、三本重ねるのならもう少し細いリングの方がいいかもです。私は比較的骨格が大きくて指も長いのですが、それでももう少し細い方が可愛いなーと思います。
YGのエタニティーが幅2.2mmくらいなので、それより気持ち細い1.8mmから2.0mmくらいのリングを二本とかの方が良いような…?
【ソリテールをヴィンテージなリングでサンドウイッチ】
これまた幅広リングに変身バージョンですね。
この組み合わせは、(お財布が)可能な限り大粒のダイヤモンドで、人差し指にしたら格好良いだろうなあと思います。
本物の革のライダースにスキニージーンズを履いて黒いマトラッセをぶら下げた格好いいスタイル抜群の女の人になれた暁にはこの指輪をしようと思います!
という事で、本日は私が大好きなソリテールリングにいろいろ重ねて見ましたが、この重ねる用の細いリング、白い地金であればシルバー925のでも充分かもしれません。
私自身、以前はちゃんとしたリングはちゃんとした金属で!という謎の意識がありましたが、最近はかなり柔軟というか、ちゃんとしたのはお気に入りの石を指輪にする時で良くて、ファッションとして身につけるものはシルバーでいいなーと思うようになりました。
というのも、アンティークジュエリーの資料を読めば読むほど時代によっては高級な品にシルバーが使われていますし、比較的時代が浅いジュエリーでも、職人の手でしっかり作り込まれたお品はシルバー地金でも高額だったりするので、一概にシルバーが安価な品に使われている地金という認識なのも違うのかなーと、そう思うようになってから価値観が変わりました。
なお、「お気に入りの石はちゃんとした地金で」っていうのは、矢張りシルバーは柔らかいので爪が緩んで石落ちなどもありますから、その辺を加味して、やっぱり指輪は金やプラチナが無難かなーというのはありますね。
そんな折に、気に入ったら金やプラチナのを買いなおそうと、お試しで購入したこちらのシルバー製エタニティー‥これがまた使い勝手が良くって大切に使っています。
こちらの極細エタニティーです↓
具体的にはK18WGあたりのを買いなおそうと思っていたのですが、結局は買い直しはせずこのシルバーので充分だなーという感じですね。
ともかくソリテールラバーの私としては、エタニティーを購入する資金があるのなら、次に狙って居る大粒のダイヤやサファイアの資金に回したいのもあるし、極細エタニティーはどうしても壊れやすい面があるので、私にはシルバーの重ねづけリングも選べるという選択肢があるのは嬉しいです。
そもそも同じようなデザインのエタニティーを二本買うって結構大変(私の場合は買った結婚指輪と独身の頃から持っていたエタニティーが並べたら瓜二つだったという謎の現象が起きて二本同じような指輪を所有する事態に)だし、こだわりがさほどない方はシルバー925製のエタニティーリングも視野に入れてみてください^^
本日は私のソリテール愛と、そのソリテールと重ねるリングで一緒に遊ぼうの会でした。
誰かの役に立つかはわからないけど、当記事が誰かの素敵なお暇つぶしになれば幸いです( ◠‿◠ )
(おしまい)