皆さまネイルはお好きですか?
近年は日本でも男性の方もしっかりネイルアートをされていたり、様々な方が爪のおしゃれを楽しんでおられますね。
私も現在はセルフネイルで爪のおしゃれを楽しんでいるのですが、若い頃の私には爪のおしゃれには縁のない生活をしておりました。
中学生の頃は周りの女の子達はお化粧やネイルに目覚め始める時期で、爪をのばしてやすりで磨いたり、100円ショップのカラーを塗ったり…。
勿論私も挑戦しましたが、磨き上げた爪が片っ端から千切れてしまうのです。
どうやら爪の質の問題みたいで、爪を伸ばすと根元に亀裂が入り、裂けるように千切れてしまい伸ばせないのですね。
当時はジェルネイルは身近ではないし(この世に無かった…かも?)爪に厚みを持たせるようなマニキュアも登場していなかったので、私の爪はネイルをする方が汚くなるため、何もしないのが一番綺麗という感じで過ごしてきました。
また、技術的にも問題が…。
二十代になり、ジェルネイルをセルフでやれる程には身近になった頃です。
満を辞して道具を揃え、いざジェルネイル!となりましたが、運動神経がニブすぎてはみ出さずに塗れない!
私は美術系の学校の出身なので、一般的な方より器用と思われがちですが、美術系の人間は技術面に偏りがある事が多く、作画は得意だけど工作は苦手みたいな事って結構あるあるなんです。
私の場合は、マックのハッピーセットのおもちゃ、あれって説明書どおりにシール貼ったりするじゃないですか、あれが綺麗に貼れないタイプです。
また、塗り絵をはみ出さずに塗る、定規で真っ直ぐ線を引くなどが全然できないんですね。
そんなわけで、小さな爪に綺麗にはみ出さずに液体を塗るなんて、しかも自分の右手に左手を使って塗るなんて正気の沙汰じゃねえわ!という感じでした。
セルフネイルの技術はどちらかというと絵を描く系の器用さより、運動神経の能力なんじゃないかというのが私の結論です。
そんな私ですが、繰り返し練習をする事で、三か月程ではみ出さずに塗れるようになり、六ヶ月程で綺麗に仕上げまで完了できるようになり、一年でネイルアートを綺麗に仕上げられるようになりました。
と言っても独学素人ですから、プロの仕上げには及ばないんですけど、ネイルの美しさを楽しむくらいにはなったかなーという感じですね。
そんな折、Instagramよりネイル初心者&苦手さんからご質問を頂きましたので、ここに覚え書きをして置こうかなという段取りとなりました。
ネイルって習得しちゃえば財産ですし、まるで宝石やアクセサリーみたいなんです。
これだけ取っ替え引っ替え、美しいアクセサリーを楽しむって、セルフネイルだからこそ!
サロンに行く場合、ジェルだと三週間くらいデザイン変えられないので結構デザインや色に悩む(ジュエリー好きさんは身につけたいリングとの兼ね合いもある…)し、二週間過ぎると表面の光沢がなくなってくるから、そこはやはりセルフネイルだと全てクリアできるんですね。(とは言え、一週間おきにサロンに行ける予算があれば私はサロンに行きたい…。)
っと、前置きが長くなりましたが早速いってみましょう!
1. 超初心者さんは、ポリッシュ(マニキュア)でワンカラーをひたすら練習しよう!
シンプルにこれだけです。これ以外なしっす。
超初心者さんは、下地(素爪)のケアをバッチリやれるようになることと、はみ出さずに塗れるようになること、この二点ができるようになるまで、こればっかりやりましょう。
こればっかりやることで、あとで効いてきます。ほんとうですよ!
これができるまでにネイルアートやネイルシールをやろうとしても、綺麗に仕上げるのは難しいし、何が原因か洗い出しづらいので技術が上がりません。
私の場合、清潔感や美しさがネイルをする目的でもあるので、ワンカラーは徹底的に練習しました。
セルフネイルを始めたのが2019年の年末だったので、そこから3ヶ月…ワンカラーではみ出さずに塗れるようになるまでかかりました。(そう考えると、セルフネイルはじめて丁度2年目になるのですね…感慨深い。)
尚、セルフジェルネイルをやりたい方も、最初はポリッシュで練習することをお勧めします。
なぜなら、ポリッシュの方が塗るのに難しい(液が緩い為ささくれや甘皮に引っかかりやすい)ため、下地ケアがきちんとできているかわかる(ケアできていないと綺麗に塗れない)し、オフするのも時間が掛からないので良いと思います。仕上げの後にちょこっと直すのもポリッシュの方が圧倒的に簡単なのも良いです。
2. 超初心者さんのワンカラーの練習には、赤色のポリッシュかピンク色のポリッシュがおすすめ。
ポリッシュですが、価格が安い高い関係なくめっちゃ塗りづらくて全然乾かない色があります。
特にホワイトが混ざったような色(パステルカラーの青とか緑とか?)はムラになり易く乾き難い印象ですね。
対照的に、安い高い関係なく塗りやすい、初心者さんが塗ってもムラにならずに綺麗に塗れて乾きやすいのが赤色とピンク色です。
それに派手ネイルNGなお勤め先の方でもピンクなら良いよね!
↑私がよく使っていたのはこちら、ネイルホリックの赤です。
他には百円ショップの赤が多かったですね。基本的にはどのメーカーの赤でも良いと思いますので、気に入ったので良いと思います。
3.ワンカラーの練習が捗ってきたら、赤とピンク以外の色も少しずつ試していく。
下の写真はどれも百円ショップのポリッシュですが、このようなニュアンスのあるカラーも比較的塗りやすい印象でした。
いろいろ塗ってみて自信がついたら、ホワイトが混ざったような難しいカラーもチャレンジしてみましょう。尚、私はいまだにホワイト混ざった系のポリッシュは苦手です(苦笑)
4.爪が折れたり、横に避けたりする方は、厚みを出せるトップコートを!
きっとこのトップコートがなかったら私はセルフネイルはできなかったと思います。それは、厚みを出せて且つ超速乾なトップコートです。
初心者さんにおすすめ↓
このセシェというトップコートはセルフネイラーさんならみんな知っているような商品です。
これ塗って5分後には就寝しても布団の痕がつきません。何度か重ね塗りをするとジェルネイルのような厚みが出せるので、爪が折れて伸ばせない方にもお勧め。
慣れてきた方におすすめ↓
こちらはその辺のドラッグストアーでも手に入るのですが、セシェのデメリットをカバーしている優秀なトップコートです。
セシェのデメリットは、仕上げた後に縮むということです。それも数日間かけてゆっくり大きく縮むので、仕上げの美しさに拘れるようになってからは気になってくると思います。
それがこちらのクイッククリスタルコートを使うようになってから、縮みが少なく、ガラスのようにカチッとピカッと美しく仕上がるようになります。しかもセシェよりも臭いが少ないです。
↓爪の生え際、縮んでいるのが分かりますか?塗った時は生え際ギリギリに塗ってるのに、翌日にはこれだけ上がってきているという事です。
実はクイッククリスタルコートもデメリットはありまして、セシェほどの速乾ではない(塗ってから十分は就寝せず様子を見てました)ことと、私の爪のように柔らかくて薄いと爪がしなってヒビが入るのです。このヒビに満足いかなくなったらジェルへ移行しても良い時期ですね。
とは言え、プチプラポリッシュ&速乾トップコートでも、ちゃんと練習すればセルフネイルを楽しむには充分と思います。
↓の9種類のネイルは、全てプチプラポリッシュ&速乾トップコートで仕上げたセルフネイルです。アートはネイルシールなどは使用せず、全てプチプラポリッシュで手書きです。
5.ポリッシュではみ出さずに塗れるようになり、仕上げも美しくできるようになったら、満を辞してジェルへ移行する!
もうここまできたら、殆どのアートは応用で(描かなくてもシールとか沢山あるしね!)できるようになっていますし、興味があればジェルネイルに移行しても然程時間が掛からずに習得できるかと思います。
というより、ジェルが合う爪、ポリッシュが合う爪があることに気付いてくる頃だと思うので、ポリッシュが合わなければ移行すれば良いと思います。
私の場合はポリッシュだと、どう丁寧に施工しても、翌日に欠けたり剥がれて自爪を傷めててしまうので、ジェルに移行は初心者のうちから考えていました。
以前ネイルサロンでジェルを一年ほどやって貰っていたのですが、その際に結構持ちがよくて、ジェルと相性がいい爪と言われていたのを思い出したわけです。
ですので、ポリッシュの方が合う方(持ちが良いなど)は無理にジェルに移行することもないかと思います。
ジェルに移行するにあたって、ジェルのオフはめっちゃめんどくさい事を知っていたのでなかなか思い腰が上がらず…。
そんな折にインスタのフォロワさんから教えてもらったのは、こちらのピールオフベースジェル。はがしてオフできるベースジェルですね^^
こんな感じ↓でぺろりんと剥がれます。
こちらのベースジェルも取り扱いには少々コツが必要で、適当にピッと剥がすと自爪の表面がベリッと削がれる(爪の質によりますが私はかなり持っていかれる)ので、ゆっくりじわじわ剥がすと綺麗にむけます。
例えるなら、お茶碗についたお値段シール、あれを綺麗に剥がす時ってかなりゆっくり慎重にやるじゃないですか、あれと同じです。
本日は超初心者さん&ネイル苦手さん向けに、セルフネイルの事を書いて見ました。
独学素人のセルフ歴2年なので、至らないところなどあるかと思いますが、本記事では私が今までにやってきた事を細かくまとめて見ました。
セルフネイラーさんは結構ブログをやられていて、細かなテクニックなどを紹介されているので色々読ませて貰うのも楽しいですよ♪
本記事が、皆さんの手元にプチプラで輝きをプラスする、一つのきっかけになれば嬉しいです( ◠‿◠ )
(おしまい)
↓こちらは本記事とは違った視点からセルフネイルについて書いたもものです。
本記事と併せて読んでいただくとより理解が深まるかも知れません。