最近よく重ね付けしているピンキーリングのお話を…( ◠‿◠ )
ピンキーリングってとてもパーソナルなリング、という気がしています。
大切にしている雰囲気で毎日同じピンキーをつけている方を見かけると、何かストーリーがあるのかな、とちょっとほっこりしてしまいます。
オードリーヘプバーンは、プライベートでは一切の時計や豪華なジュエリーを身につけず、小指にリングをだけをつけていたと言いますし、ジャンコクトーは小指にカルティエのトリニティーとシグネットリングを重ねており、両者ともに非常に意味ありげな雰囲気です。
なお、ジャンコクトーはカルティエのトリニティーのデザインに関与した(オーダーした?)という話がありますが、カルティエとして公式にそういう情報を発表しているわけではないようですね。日本だけの噂ばなしなのかな?
私の小指は7.5号、幅広リングをつける際は8号です。
ピンキーリングってサイズ選びが難しいというか、小指は関節が小さいため、緩めだと高確率で紛失してしまうみたいです。
ですのでちょっときついくらいが良いんだけど、あんまりキツいと指の色がかわっちゃう(笑)
このピンキーは8号で作っています↓
[上]母のダイヤモンドでこしらえたソリテール
[中]夫がはじめてプレゼントしてくれたエタニティ
[下]父から母へ、交際時に贈られたであろう彫刻リング
この三本は、一本で身につけることもありますし重ねることもあるのですが、どれをどう重ねても良い感じで、隣にくるリングとの相性によって柔軟に変えています。
一つ一つが私にとっての思い入れがあるリング、詳しく解説してみましょうか( ◠‿◠ )
こちらが母から受け継いだダイアモンドでこしらえたリング、先日の記事に登場するリングですね。
このリングも紆余曲折あって完成したリングでして、長らく箪笥を肥やしていました。
今この形になってから活用頻度が爆あがりしていまして、よいものを作れたなあと感じています。
このリング、Instagramでも好評で「私もピンキーソリテール欲しい!」というお声をいただきとても嬉しいです。
私のは石持ち込みのオーダーですが、既製品のソリテールなら結構安いんじゃないかな?
結構石のサイズなどメッセージを頂きますので、よろしければこちらより↓
スペックをご確認ください( ◠‿◠ )
ちょっと調べてみましたら、こういうのが出てきました。
なかなか魅力的なお値段とスペック…ダイヤ持ち込みのオーダーだと3万円以上かかるので、0.3ctのダイヤがついてこのお値段はいいな…と…欲しくなります。
ピンキーソリテールに重ねた細いエタニティー、こちらは夫が初めてプレゼントしてくれたリングです。
っっていうか、クリスマスには何か買ってくれる気はあるのか?という尋問のもと、予算を聞き出し買ってもらった(買わせt…)リングであります。
当時夫は大学を出たてでアルバイトの一人暮らし、私は社会に出て随分経つ会社員の実家住まい、女性がデート代を全て負担するのはダメな男にしてしまう!という信念があったため、お金がなくてどこも行けない何もできない、そういう感じのお付き合いをしていました。
そんな時に買わせ…じゃなくてプレゼントしてもらったリングなので、妙に思い入れがあります。
夫に、このさー指輪の購入履歴まだ残ってる?と探してもらったら、まだ商品として販売がありました。
ね…値上がりしていますね…
当時、二万円しなかったと思います。(今の値段じゃ買えなかったw)
このリングはクセがなくて使いやすいし、ダイヤモンドもちらちらと綺麗です。
最後はこちら、地金の彫刻リングです。
これは父が母に贈ったようなのですが、母曰くなんのタイミングだったか覚えていないらしいんですよ。そんなことってあるんかwwwwww
でもこれが私の母、自分にとってグッとこない記憶は闇の彼方へ…そういう人…。
リングの裏に打刻された刻印によると、私が生まれた歳より数年前、日付も誰かの誕生日ではありませんでした。去年父が他界したので真相は闇の中。。。。。。
判ることと言えば、このリングは40年程経過していますが、オーナーが変わっても現役の一軍選手として活躍しているということですね。
私にとって、ジュエリーと共に在る記憶は、どれも瑞々しく色褪せない大切な記憶です。
きっと、私が歳をとり色々とわからなくなっても、そのジュエリーを見詰めれば楽しく柔らかな気持ちが蘇るのでしょう。
一つ一つのジュエリーに、鮮やかな記憶をしまって…次の持ち主に受け継ぐその日を楽しみに…。
(おしまい)