この度もInstagramよりお便りを頂きました^^
「リエコさんがやっている育爪のこと、いつかブログに是非!」
ということでして、その育爪とやらは一体何をやっているのか?それをまとめてここに記してみようかなと思います。(リクエストありがとうございます!)
私がやっている育爪とは、何にも塗らない爪、素爪のままで美しい爪を追求したくてやっているケアです。
今回のお話は、お仕事柄マニキュアやジェルネイルが出来ない方、そして学生さんなど、どなたでもできるので、興味がおありの方は是非一緒に育爪しましょう〜( ◠‿◠ )
素爪のままで美しい爪とは何か?
これは個人的な見解ですが、
1.ピンクの部分の面積がとにかく大きくて長い
2.色は鮮やか
3.そしてピカピカに光っている爪
…と思っていて、それを目指している感じです。
勿論、ささくれは綺麗にカットされていたり、爪の白い部分にゴミが詰まっていないか、などの清潔感は最低限クリアしている前提ですね。
後ほど触れますが、爪の生え際の保湿ができていないと爪が波打って生えてくるので、そういう保湿などのベーシックなケアは本当に大切だなと思っております。
そもそもピンクの部分の面積は増やせるのか?
そもそも論、このピンクの部分って増やせるのか、結論から言うとこの部分は伸びてきます。
ジェルネイルをしている人はわかると思うのですが、爪が長い状態をずっと維持していると、爪が伸びるにつれてこの肉の部分もつられて伸びてきます。
この伸びてくる肉の部分がピンクの部分になる訳です。
ピントが合わなくてすんごい見辛いですが、爪の裏にお肉がくっついて伸びていませんか?
これがゆっくりと伸びてくるのを育てる、育てると同時にこれを剥がしてしまわない、これが大切です。
剥がす!?って感じですが、これが意外と気軽に剥がれます(笑)
具体的には、爪切りで爪を切るとその振動でパチンと剥がれますし、シールを剥がしたり床に落ちたコビー用紙を拾う際に爪と肉の間に薄い物体が差し込まれると剥がれます。
指先に強い負荷がかかるだけでも剥がれ易いので、突き指したり、指先で何かをするときも剥がれる危険があります。
そして爪と肉が乾燥していると、より剥がれやすくなるみたいです。
具体的に何をすれば良いのか
なるほど、では具体的に何をすればいいんでしょ?ですよね。
まずは上記の、剥がれ易い行為はなるべく避けていく、ことです。
私の場合は、缶を開ける時はスプーンを使ったり、指先を使って何かをするのはやめて指の関節で代用しています。
そして1日に数回、必ず保湿しています。
この保湿が結局一番大事なんじゃないかなとすら思うのは、爪が小さくても潤いがあると手は綺麗だし…爪が波打っていなければ、ちょっと磨いただけで美しいのです。
家事やお仕事柄、避けられないよ!
ほんまこれ、これですよねー。
Instagramで育爪ってハッシュタグで探すと、もう完璧に育爪をやっている方っていて、徹底的に日常生活で指先を使わないようにしていたり、中性洗剤触ると乾燥するから食器洗う時に必ずゴム手袋をしていたり…
正直私はここまで完璧にできていません。
なるべく爪を傷める手作業はスプーンとかで代用している程度だし、お皿は素手で洗うけどそのあとはオイルとクリームで保湿しているだけです。
引っ越し作業とか、どうしても指先を酷使した時はやっば剥がれちゃいます。仕方がない!
ですので、私はゆるーーーく育爪しているものと思ってください。
一度もネイルケアをしたことがない、モデルさんの爪を育爪してみましょう
私の爪はネイルサロンに通っていた頃からケアしているので、あまり変化の感じが分かりづらいのですが、一度もケアしてないモデルさんの爪でやってみたら分かり易いかもですよね。
っと言うことで我が夫の手に登場してもらいました。
夫の手は小さくて、日本人女性の平均的な手の感じに近いので良い実験台でしょう。
私の手や爪は職人のおじさんくらい大きいし筋肉も発達していて、親指を比べたらこんなに違います。
爪の面積…倍ちかいのでは…
夫は普通にずっと爪切りで切っている深爪です。
この爪を本日からケアしてみます。
ケアに必要なものはこちらのアイテムです。
甘皮を押し上げ易くするやつ
私はこれ、なくても良いと思っていて、お風呂上がりに乳液をつけてやればすんなり綺麗になりますよ。でもこれを興味本位で買いましたら、お風呂上がりでなくても綺麗になるから良いなーと思っています。
甘皮を押し上げるプッシャー
これもなくても良い‥
私は百均のやつを使っております(笑)
でもこのプッシャー良いらしいので今回のセールで買おうと思います。
ささくれや甘皮をカットするニッパー
逆にこれは絶対必要です。
爪切りでカットすれば良いやんって思うんですけど、ちいさいささくれなど細部に届きませんし、変なところ切っちゃうと怪我してしまうので、これはマストです。
爪の長さを整えるヤスリ
私はこれ、ぜんぜん百均ので事足りてるので百均で買っています。
でもこのやすりも、適材適所があるのかもです。
でも全然困っていません。
爪の表面をピカピカに整えるヤスリ
私はこの爪磨きが大好きでずっとリピートしています。
ただ、付属のピンクの紙やすり、全然削れてない風で、でもしっかり削れるのであんまりやらないようにしています。
なぜかと言うと、爪が薄いのにさらに薄くなって欠けやすくなるからです。
紙やすりは同じ場所は一回しか磨かないことにして、弓形の布のやすりで光らせるだけって感じにしています。
爪の生え際や爪先のお肉に染み込ませるためのネイルオイル
私はネイルオイルを持っていなくて、お顔に塗るオイルを爪に塗っています。まあオイルならなんでもいいとおもいます。
クリームだと隙間に入っていかないので、シャバシャバした感じの化粧水とかでもやらないよりはよさそうです。
ちなみに私はこのオイルを使っています。
ハンドクリーム
ハンドクリームはなんでも良いんだけど、手荒れがめっちゃ酷いとか、手のお肌にハリがないとかならユースキン一択ですよ。
ユースキンって肌の治療をしてくれる感じなので、手がめっちゃ蘇ります。
その代わりいい匂いとかはしないし、素敵な容器とかに入っていませんけどね、最強です。
蘇った後ならハンドクリームはなんでも良いです。
必要なアイテムは以上ですが、私が「別になくてもいい」とかよく言うのは、いっぱい道具が必要だと始める前から飽きちゃいませんか?圧倒されて面倒になるっていうか。
なので取り敢えず、ニッパーとピカピカにするやすりだけドラックストアで買って、そのほかは適当に百均で揃えても十分始められます。
私はこんなに小さい容器に全ての道具をまとめてしまっています。
コンパクトでシンプルって良いよね!
ケアの方法は順を追って説明していきます!
ご覧ください。
①甘皮を除去してみよう
なんか良く聞きますよね、甘皮って。
これは爪の生え際の皮膚で、押し上げてあげることで生え際の部分の爪があらわになります。
そしてネイルオイルが浸透し易くなるんですって。
必要に応じてニッパーでカットしますが、うっかりカットしすぎると普通に怪我するのでお気をつけあそばせ!(育爪的には、長く見えるだけに過ぎないので、怖い人はカットしなくてもいいよ)
②爪の長さと形を整えてみよう
爪の長さを整える、これはやすりで行います。
そうです、今日から爪切りは禁止です。
爪の長さは、白いところがほんの1mm〜2mm残るように整えます。
少し残すことでお肉が伸び易いみたいです。
でも白いところが長すぎると、爪を引っ掛けてお肉が剥がれたりするので、伸びてきたら直ちにやすりで短くする必要があります。
爪の形はなるべく真っ直ぐに揃えるほうが良いみたいです。
そのほうが綺麗にお肉が伸びてきたら爪が長く見えますよね。
③爪の表面をピッカピカに磨こう
軽く付属の紙やすり(ピンクのやつ)で磨いたら、弓形のやすりに研磨剤をつけて光るまで磨きます。
するとピッカピカになり、とっても気分が上がります!
これでおしまい…ではありません。
④仕上げに保湿をしましょう
これが一番大事です。
ネイルオイルを塗ってから、ハンドクリームです。
私はお顔に塗るオイルを使っているので、皆さんもオイルがお手元にあるならそれでも良いですよ。
ハンドクリームもなんでも良いです。
なんでも良いけど、絶対に塗りましょう。
以上、これがケアの全てです。
どうでしょう、そこまで難しくなかったでしょうか?
それともめんどくさかったかな?
めんど!って思った方は、爪切りを使わずにやすりを使って短いネイルを保ち、保湿を欠かさない、これだけでも良いです。
お出かけ前とかだけ表面をピカピカに磨く、とかでも良いですよ^^
爪をピカピカに磨くとダイヤモンドの指輪が何倍もきらきらに見えてめっちゃ良いですよ♡
以上のケアを、モデルさんの爪に施してみました。
背術後の様子をご覧ください。
ちょっと甘皮処理が雑(笑)ですが、爪の形くっきり&爪がピッカピカに光っていますね。
爪切りで短く切られちゃった後だったので、現状は爪の長さや形が微妙ですが、今後はどのように変わっていくでしょう。
ビフォアアフターを並べてみたらこんな感じです。
たった一度のケアでも結構違いますね。
このケアを定期的に続けて、爪切り禁止と日々の保湿をしていくだけで、このピンクのところが伸びてくると言うわけです。
どうなって行くのか、楽しみですね( ◠‿◠ )
爪がぴかぴかと光るだけで私の心がこんなにも躍るのは、きっと本能が煌めきを求めているからなのでしょう。
その煌めく指先に、もっと煌めくダイヤモンドをつけたならもう、気分はうきうきと華やぐのです。
育爪にご興味がおありの皆さんがいらっしゃいましたら、一緒に育爪してみましょう〜♡
(おしまい)