パパラチアサファイアの首飾りです^^
濃厚な香りを放つ蓮の花を思わせるような美しい石…。
デコルテの上で可憐に揺れる様子は、なんとも言えない魅力を感じます。
そう、このペンダントが届いてから、お気に入り過ぎて毎日着けているほどです。
手に入れて本当に良かった…!
そう思っております^^
実はこちら、2021年2月に投稿したパパラチアサファイアの指輪の腕を切り離して、プチプラで首飾りに仕立てて頂いたお品でございます。
この記事を覚えている方はいらっしゃいますでしょうか^^
なぜあのような美しい指輪をこわしてしまったのか、と申し上げますと…。
2021年の記事にも書いているのですが、物凄く美しい指輪だけれど私の手にはどうにもしっくりと収まらず、なんだか似合わないような、なんだか物足りないような、はたまたトゥマッチなような…
そんな理由で、身につけて出掛けたのは過去に一度あるかないかだったからなのです。
もうこれは仕方がない事で、苦渋の決断で指輪をこわすことを決めました。
然し!!
件の指輪には、美しい和彫を施して頂いているのです。
地金部分が目立つ為(17号で作っているから地金部分が目立つの…)メレを足してみようかな〜と職人に相談しましたら、メレも良いけど、和彫りをぐるりと施しても素敵ですよと…!
こうして、月桂樹や稲穂のデザインを彫って頂きました。
指輪そのものは既製品、こちらのお品です。
活用してあげられていないなら、手放して新たなオーナー様にお繋ぎするしか…!
手放したくないなら作り替えるしかないんだ…!
そんな中でこのような決断を致しました。
そして仕上がりの連絡が…。
「和彫を施した腕を再利用できるように綺麗に残せました!!」
このように伺い、とても驚きました!
既製品の指輪の腕を綺麗に切り離す、これは簡単なようでそうではない…。
現代の既製品の枠は限界まで地金を薄く作っているケースが多くあります。
その上、件の指輪は腕の三面にダイヤモンドが留められ、ミル打ちが施されています。
そのような状況で綺麗に切り離す処理を施すのは、簡単な事ではないのでしょう。
連絡を頂いてすぐに、切り離した腕を再利用すべく大粒の宝石を工房に持ち込みました!
今その腕は、大粒宝石が留められ、新しい指輪として輝きを放っております。
こちらのお話もいずれ記事にしたいですね^^
記事にしました!↓
パパラチアの指輪を加工しようと決める前、とあるサイトで中古のパパラチアサファイアのペンダントを眺めておりました。
0.3ctの取り巻きペンダント、良いなぁ、買っちゃおうかな…。
そう思うも、捻り出すには少し大変な金額で、なんとかかんとか堪えました。
その後、このような形でパパラチアサファイアのペンダントを手に入れて、欲しかったものよりも大きな石のペンダントがやってきた事に喜びを隠せません。
勿論、指輪にするようなグレードのパパラチアサファイアですから、飛びっ切り美しいことは言うまでもありませんよね。
この姿になってからは物凄く出番が増えて、心なしか輝きが増したように思います^^
この首飾りをデコルテにかけてみると、色合いが本当に映えるんです。
指の肌色とデコルテの肌色って結構違うので、このパパラチアサファイアと指の色との相性が良く無かったのが似合わなかった原因の一つかも知れませんし、
デコルテの色と相性が凄く良かった事が、お気に入りになった理由かも知れません。
でもこれ、実際に作ってみなければわからない事なので…。
お仕立てはやっぱり難しいですね。
着けてみるとこんな感じのサイズ感です。
ピンクオレンジの雫型が本当に可愛くて、色も良いんだよおおお!!!
大き過ぎず小さ過ぎない感じも良いのです。
このペンダントを身につける時は、片耳1ctのダイヤモンドスタッズピアスを合わせています。こちらも中々出番が無かったのですが、今は毎日使うようになり、ジュエリーって組み合わせ次第で活用頻度が上がるなぁと楽しい気持ちです。
長らく箪笥の肥やしにしていたパパラチアサファイア…。
こういった形で生まれ変わった事、とっても嬉しく思っています。
残った和彫りの腕も素晴らしい指輪に仕上がり、こちらもお気に入りになっております。
それもこれも、素晴らしい腕を持つ職人さんに恵まれていたから出来た事です。
この度も、ありがとうございました^^
(おしまい)