リエコの手帳

趣味と暮らしの覚え書き( ◠‿◠ )

婚約指輪と結婚指輪をアップグレードするという事

日本人の感覚では、婚約指輪結婚指輪アップグレードするという事に抵抗を感じる方が多いようですが、欧米では然程珍しいことでもないと聞きます。

アメリカの一部の文化では、寧ろ年齢とともに指輪を豪華にしていく事が一般的という感じもあって、ウェブサイト上でもアップグレードをするに当たっての情報交換が活発にされております。

そんなアップグレードですが、やり方は人それぞれで、単に買い換えをする方もいらっしゃれば、今持っている婚約指輪の石だけ取り外して新しい枠をつけることも多いそうです。

かく言う私も、婚約指輪と結婚指輪をアップグレードしまして、超超超超超超満足しております。

このアップグレードですが、日本では最早タブーなのかなと思うほどに、特に「買い替え」と言う事に関して話題になっているのを見ないような気がします。

まだ枠を付け替えるリフォームというのは聞きますが、丸っと買い替えって…心理的な抵抗があるのでしょうか?

そんな風に思いまして、婚約指輪と結婚指輪のアップグレードについて興味がある方ってどのくらいいらっしゃるのかなとインスタグラムのストーリーに投げてみましたら、結構リアクションを頂いたので、本記事ではその辺りの事に触れてみたいなと思っております。

この記事が、どなたかのお役に立てば嬉しいです^^

この時いただいたリアクションの中から、ニッチな感じのリクエストがあれば!という感じで頂いたお題です。

センスが好きって言って頂きありがとうございます^^嬉しいゾ!

リエコさんの場合、という事なので、これから私がアップグレードするならどうするかというより、過去に私がアップグレードした際のお話をエピソード混じりに書くと良いのかな?と解釈しましたので、書いていきたいと思います。

特別な記念品は何個あっても良い

おっしゃる通り、婚約指輪や結婚指輪は特別な記念品です。

婚約した時の嬉しい気持ちや、彼と一緒に選んだ幸せな記憶、箱パカをしてもらった歓びに溢れるあの瞬間が刻まれた、特別な指輪だと思います。

でも、そんな指輪が何本もあったらいけないのでしょうか?

そして人の見た目は時を経て確実に変わっていきます。

25歳で婚約したあの頃と、45歳の今を比べたら、あの頃お気に入りだった服が似合わなくなったという方もいらっしゃるでしょう。

これと同じ話で、指輪などのジュエリーも当時と同じものがしっくり来なくなるケースもあるようです。

ですので、年齢を重ねたタイミングで、婚約指輪や結婚指輪をもうひと揃え作るのは、自分自身を輝かせるために良いアイディアだと思いました。

このように、なんか似合わなくなってきた、もしくは、なんか物足りなくなってきたと思った時に、アップグレードという選択肢があることは良いなと思います。

婚約時に理想通りの指輪を買えなくてもずっと楽しい

私がアップグレードって良いなと思う理由の一つがこれです。

婚約時に理想通りの指輪を手に入れる事ができるのはほんの一部の方ですが、婚約時ではなく余裕のある時に何度でも買い替えていいというルールがあれば、ずっと楽しい感じがします。

少なくとも、婚約時に無理をしすぎて喧嘩をしたり、指輪についての悲しい記憶を保持し続ける方は減るんじゃないかなと思います^^

私が結婚指輪をアップグレードした時のエピソード

私は結婚指輪も婚約指輪もアップグレードしているので、それぞれについて経緯を書いてみようと思います。まずは結婚指輪からです。

私が結婚指輪をアップグレードした理由は、御徒町のお店で1分で選んだので殆ど思い入れが無かったと言うところにあります(笑)

ええっ!?

って思った方が多いかもしれませんが、殆ど見ずに選ぶ事になったので、デザインに思い入れが無いのです。

なぜそんな事になってしまったのかというと、こういう感じです。

私たちが結婚するときはお互い本当にお金がなく、披露宴も写真も旅行も記念になることは全てなしにする代わりに、指輪だけは買うという事になりました。

そんな感じだったので、御徒町のお店におもむき、夫が値札を見て余計なことを考えないうちに店員さんに買いますしなければならなかったのです(大爆笑)

男性はやっぱり考えるでしょう、なんでこんな輪っかに十万円以上払わなければいけないんだ…とか…そんなことを考える隙を与えるべからず、スピード勝負です。

シューマッハの如くレジにピットインする為に、行きの電車の中で、彫り留のハーフエタニティであれば何でも良いのだと心を決めておりました。

こんな感じだったので、指輪そのものに思い入れはありませんが、すんごくベーシックで大体なんでも重ねられるデザインなので重宝しております。

↓この指輪とほぼ同じ物です

毎日つけるのにはちょうど良い感じです。ダイヤが控えめなのもいい感じです。

他の指輪と重ねる際にも、このくらいのダイヤモンドの方が、大粒のダイヤを引き立てます。

で、この結婚指輪をどのようにアップグレードしたのかというと、ハーフエタニティーだったものを、ダイヤを足してフルエタニティーにしてもらいました。

↓こんな感じ

これハートキューなのに安いね。

結婚指輪に関しては何故買い替えしなかったのか?ですが、そもそも私はこれをアップグレードのつもりで加工に出したわけではないといいますか、クルッと回ってダイヤの面が後ろに回っちゃうのが煩わしくて相談したら、手持ちのメレダイヤを入れられると言うので入れて貰っただけ、みたいな感じです。

でもこれが素晴らしくて、クルクル回ってもずっとダイヤモンドの面が続くのって本当に気分が良いのですよ。

然も、どこからどこまでが最初のダイヤか分からないくらい、凄い加工技術なんです。

この加工が済んでからは結構お気に入りになりまして、指のサイズが変わらない限りはずっとこれを使うかもしれないなあと思っています。

私が婚約指輪をアップグレードした時のエピソード

今度は婚約指輪をアップグレードした時のお話になります。

私が婚約した時のゼクシイによると、婚約指輪の平均価格は35万円ということでしたので、この予算一杯で大きなダイヤモンドを選びました。

サイズは1.2ct、キラキラと良く輝く美しいダイヤモンドで28万円という破格ですが、どうしても気になる点がありました。

それは私の手が大きいせいで、どうしても実際のctよりも二回り小さく見えてしまうという点です。

然し、ここで立ち止まって指輪も無しになってしまったらモチベーションがダダ下がりなので、ここは1.2ctのダイヤモンドにカタログの中で一番安い8万円の枠を付けると言うプランで加工に出すことを決めました。

そして私は密かに野心を抱きます。

いつか必ず経済的な余裕を作って、自分の指にピッタリなダイヤモンドの婚約指輪を手に入れると…!

そうです、私は初代婚約指輪を選んでいる時から、アップグレードの計画を立てていたのであります。

1.2ctのダイヤモンドの名誉の為に追記しますと、本当に美しい石なんですよ。

私の体格が一般的な女性であれば、アップグレードなんて必要ないようなたっぷりサイズです。

そして、このダイヤモンドを繋いで下さった小さな宝石店のおじいちゃんと、買ってくれた当時の夫には本当に感謝しております。

おじいちゃん店主によると、このダイヤモンドを仕入れてから何十年もお店の金庫に保管していたそうで、値札は当時のまま、加工の時に枠屋さんに持っていったら、

「このダイヤ27万で売っちゃったの!?今の仕入れ値より安いじゃん!!」

と言われたそうです。超お買い得だったのも嬉しいですよね。

このおじいちゃん店主からも沢山の事を教わって、アップグレードはしましたが、初代婚約指輪は色々な思い出が詰まった一本です。

最近このダイヤモンドを全然身に付けていないので、身につけるためにネックレスファッションリングに加工しても良いかなあと思っています。

婚約指輪をアップグレードしたのは結婚5年目

婚約時にいつか希望のサイズで婚約指輪をアップグレードしようと心に誓いましたが、そのチャンスは結婚5年目に訪れました。

不動産バブルでマイホームを手放した際に幾らかプラスが出た為、その一部をダイヤモンド購入に充てる事ができました。

この時って空き家の修繕などで異次元のストレスに苛まれていて、ここは気持ちを鼓舞するためにも念願のアップグレードをせねば!と思い立ちました。

ここからは過去記事を読んでいただくのが良いかなと思うので、貼っておきますね。

こんな感じで、自分にとって理想の頂点のような2ctのダイヤモンド、然も場面が広いので2.3ct程のサイズに見えるダイヤモンドを手に入れる事になりました。

カットスタイルもオールドヨーロピアンカットと言う、現代で新たに作られることは殆ど無い、ちょっぴり限定感のあるダイヤモンドです。

100年前は素敵なご婦人に愛されていたのだろう、そう思えるような、嬉しそうな輝きを見せてくれるアンティークダイヤモンドです。

枠も悩みましたが、大粒のダイヤモンドを引き立てるシンプルなソリテールに決めました。

ダイヤモンドの石枠の根元に、独身時代に購入したアーガイル産のピンクダイヤモンドを入れて貰ったり、シンプルだけれど拘った素晴らしい指輪が仕上がり大満足です。

この指輪を得てから、これよりも大きいラウンドダイヤが欲しいなと思うことは一切なく、毎日左手の薬指に着けています。

これより大きいダイヤを買う日が来るのであれば、ラウンドではなくファンシーシェイプでしょう。

指輪の裏側の刻印は、初代婚約指輪と全く同じ内容を入れていただきました( ◠‿◠ )

プラスが出たタイミングとはいえ、婚約指輪のアップグレードにGOサインを出してくれた夫に感謝です。

夫を説得したかどうか

私の夫は、物に思い入れが全く無いので、説得とかはしたことがありません。

ただ、婚約指輪の買い替えの際は、まとまった金額を使うことになるため、しっかりプレゼンをしました。

マイホームの売却については価格を下げず粘ったことや、私がDIYしたバルコニーが無かったらあの価格では決まらなかった可能性がとても高いので、頑張った証として一部使わせて欲しいと言う感じで話をしたと思います。

そして結婚指輪の方は、夫に話すらしなかったんじゃ無いかなあと思います。

いや、ダイヤモンドを足す事にしたよ、くらいの話はしたかも知れません。

婚約指輪のアップグレードの寸前にこんな記事を書いていた

完全に失念していたのですが、こんな記事を書いておりました。

タイミング的にアップグレードのプレゼンを夫にしている所か切り出そうと思っていた時だと思います。

この記事の終わりに、思いを伝えるのが恥ずかしければ、

格好良くなくても全然いいんで、タンバリンでもぶち叩いて腹踊りしながらで良いから是非思いを強く伝えてほしい!!!ちがいますか!?どうですか女性の皆さん!!

とか書いていて正気の沙汰じゃなさすぎてマジで意味不明ですねwwwなんだこれwww

こちらの記事では本記事とはもう少し違った視点から話をしておりましたので、併せてご覧いただければ幸いです。

本日は婚約指輪や結婚指輪のアップグレードのお話を致しました。

この記事を書いている途中、初代婚約指輪をもっと活用したいなあとムクムクと意欲が湧いて来まして、近いうちにどうにかするかも知れません。

どういった形がいいかなあ、と悩む時間も楽しいですよね( ◠‿◠ )

是非皆さんも、アップグレードにご興味がありましたら、GOしてみてください。

皆さんが、今の自分を輝かせる指輪に出会えますように。

 

(おしまい)