リエコの手帳

自由帳( ◠‿◠ )

蛇の指輪をサイズ直しに出してみた!

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宝石箱の片隅に、ちょこんと座った白い蛇がありました。

この指輪を入手してからずう〜っと箪笥の肥やしで、存在を思い出す度に、手放そうかなと思ったり…。

入手した際の記事↓

フィギュアとかのノリで眺めるとちょこんした感じの小さな蛇なのですが、プラチナ無垢の指輪として眺めると物凄くゴッツい厳ついお品で、地金処分に出せばそれなりのお金になるのは明らかです。

地金の買取屋さんに行く際は、毎回この指輪も候補に上がるのですが、寸前で気が変わったり持って行くのを忘れたりと、なぜかずっと家に居る蛇でした。

そんな蛇の指輪ですが、プラチナまでもが高騰して来たと知り、久しぶりに存在を思い出しました。

「おお!ついにあの蛇を売却する時が!」

宝石箱の奥から取り出して、おもむろに指に嵌めてみると…。

「プラチナがどんどん上がって来るなら、サイズ直しして一回くらいまともに身につけて楽しんでから、じっくり寝かせて売っても良いってコト???」

と、高騰するなら持っておくのが一番良い、売却するより長期保有へと考えが変わったのです。

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この指輪は祖母がピンキーリングとして購入したものでした。

祖母は「白蛇はお守りになるから、小指に嵌めておく。」と言っていたのですが、加齢と共に指輪が痒くなるようになったと、私の元に回って来ました。

その為、この指輪は私の小指には大き過ぎるけど、他の指にはどこにも入らないのです。

サイズ直しをして使おうにも、この厳つい指輪はどの指に嵌めるのが相応しいのかわからず、長い事放置しておりました。

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人差し指に嵌めたイメージ画像です。

人差し指は良いかもなぁとフワッと思いました。

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次は薬指です。

蛇が三重に巻いてるデザインなので、薬指に嵌めたらパッと見は三連リングの亜種みたいに見えそうな気がしました。

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中指はいかがでしょうか。

これが一番無難なのかなぁ。

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最後は小指、祖母と同じくピンキーリングも良いですね。

ダイヤモンドのソリテールと並べて使える雰囲気です。

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写真と睨めっこしていたら良く分からなくなってきたので、ジュエリーアカウントの皆にアンケートをとって見る事にしました。

投票して下さった皆、ありがとうございます^^

結果は、人差し指小指が圧勝って感じですね。

私も人差し指か小指かなーと思っていたので、背中を押して頂いた気持ちです。感謝です。

今回も加工はクニさんにお願いしました。

サイズ直しが大幅になる可能性もあったので、上手な職人さんにお願いしないといけません。

クニさんにも相談してみると、このデザインの指輪を小指につけている人は男女共に見た事がないし、カッコいい、だけど厳ついっちゃ厳ついとの意見でしたw

ここでもやっぱりめちゃくちゃ迷って、折衷案にしました。

人差し指にサイズ直しして、飽きたら小指にサイズ直しするという案です。

人差し指にサイズを合わせていれば中指にも入るので、色々楽しむならこっちが先かなという感じです。

あと、プラチナ相場的にも、長期保有的には重たくしておく方が良いかな〜みたいなのもありました。

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実は今回、サイズ直し以外にもやりたい加工というか、改造をしたかったので、クニさんなら出来るんじゃないかなぁ〜とダメ元で相談してみました。

一つは、蛇の頭と尻尾の位置を変えて、シルエットを変えることです。

無理かな〜って感じだったのですが、なぜかこの蛇は頭と尻尾がロウ付けしておらずグラグラ動く感じだったので、好みの形に曲げて頂く事ができました。

立体感を出す為に、頭は浮かせるように固定、尻尾は大きく弧を描くように形を変えて頂きました。

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こんな感じです。

私、人差し指のサイズが18〜19番なんですよ。

こういう幅広リングだと20番になります。

現状の10.5番から20番まで大きくすると、横にぐぐっと広がるので、幅広リングが幅広に見えない、中途半端なボリュームになりそうですよね?

コロンとした今のフォルムが可愛いのに、ただの太くて厳ついリングになりそう、みたいな。

だから今よりも幅が広くなるようにシルエットを変えたかったんです。

そして写真の蛇、口からダイヤモンドが外されているのがわかりますか?

そうです、ダイヤモンドを取り替えて、サイズと品質をグレードアップをする事にしました。

元々のダイヤも照り強で悪くなかったんですが、クラリティーが低くてガシャっとした感じが物足りなくて、こちらも箪笥の肥やしのダイヤモンドを持ち込んで留めてもらうことにしました。

然し、持ち込んだルースが一回り大きくて、このままでは留めることができません。

石座の改作が必要な上、蛇の顎が外れるか牙を抜くかしかないとの事です。

熟考の末、牙を削る事にしました。

造形的に牙は見えない位置にあったのと、噛みつく形で咥えているなら牙がダイヤに食い込んでいるはずで、牙は見えない方が辻褄が合います。

そして個人的にずっと気になっていたのは、目に宝石が入っていない件です。

蛇モチーフの指輪と言えば、目に宝石が入っているイメージがあったので、構造的に可能なら目に宝石を入れたかったのです。

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写真に落書きしてイメージ画を作ってみました。

なかなか良いのではないでしょうか( ◠‿◠ )

目に入れる宝石は、トリートメントのピンクダイヤモンドにしました。

これも偶々持って居た物で、12年前??とかに買ったささやかな指輪に添えられていたピンクのメレダイヤです。

というか口に咥えさせたダイヤモンドも同じ時期に買ったささやかな指輪のメインストーンだったもので、どちらのダイヤも地金処分に出す際に取り外して保管しておりました。

※指輪を売る際に、石やデザインには値段がつかず、地金としてしか買い取って貰えない場合は、必ず宝石を外して持ち帰る事をおすすめします。

目に入れる宝石は、ホワイトのダイヤやブラックダイヤ、サファイアやルビーなどがよくあると思うのですが、トリートメントとはいえピンクダイヤモンドって珍しいし可愛いかなと思って決めました。

この蛇は元々既製品なので、自分好みにカスタムして自分だけのデザインにするのはとても楽しいプロセスです^^

そうです、既製品なので、同じものが欲しい方は楽天で購入することが出来ます。

 
これです。
でもこれ、私のものとはちょっと違って歯がないんです。
でも、蛇って普通は歯がない??牙はあるけど口を開けてはっきり見える様な歯がないはずで、なのでこちらの蛇さんが正解だと思います。
恐らく、私の蛇を加工した職人さんが、顔を恐くするために口の縁にギザギザの歯を作ったんじゃないかしら…?
 

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目に宝石が入ることで光が差すというか、魂が宿るような、そんな雰囲気がありますよね。

トリートメントのピンクダイヤモンドを持っていても使い道がないかな〜なんて思っていたのですが、今回はまさに最適な感じです。

天然のピンクダイヤだと、高価な割に色が出ないのでパッとしなかったかも知れません。

持ち込んだのはハッキリしっかりピンク色のメレなので、良い感じになりそうです^^

口に咥えさせたダイヤモンドも、まあまあな品質かなと思っていたら、クニさんに見て頂くと、可成り品質が高いものと分かり驚きました。

マジであの時地金と一緒に売却しなくて良かったです。

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そんな訳で、今は手元にないのですが、仕上がって来るのが待ち遠しいです。

というか今年って巳年ですよね。

蛇の指輪の加工を思い立ったのが巳年って何か良いなと思いました。

私の大好きな神社の一つが江島神社なのですが、ここは弁天様をお祀りしているので「蛇のゆびわ守り」があるんです。

写真ちっちゃいけどこちらに載っています↓

でも私は金属アレルギーなので、欲しくても諦めるしかありませんでした。

初詣に行った際に、ゆびわ守り良いなぁ〜って思って居たのが、数ヶ月遅れで叶ったみたいな不思議な感じです。

加工が終わって手元に届いたら、蛇の指輪を身につけて江島神社にお参りに行こうと思います。

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本日は、四年もほったらかしにしていたサイズが合わない蛇の指輪をサイズ直しに出してみた、というお話でした。

可成り複雑な加工もだけど、10.5番→20番みたいなとんでもなく大幅なサイズ直しは、そもそも受けてくれるところが少ないです。

今回は、普通にサイズupすると手のひら側の地金が細く薄くなってしまうと説明して下さったので、ちょっと費用がかかるけれどしっかりした仕上がりになるやり方でお願いしました。

蛇の指輪は流行り廃りがないモチーフです。

1839年ヴィクトリア女王アルバート公から贈られた蛇の指輪からずっと流行してるとも言える永遠のモチーフなので、少し費用をかけて自分好みにカスタムしておくのは、これから先の良い流れに繋がりそうです^^

(おしまい)

 

アルバート公は、彼女の誕生石であるエメラルドが嵌め込まれた蛇の指輪を婚約指輪としてヴィクトリア女王に贈ったそうですよ。