
悩みに悩んだ、アクアマリンのカクテルリングです^^
悩んだ理由は単純で、大粒なのに余りにもリーズナブルだった事と、手持ちのブルートパーズに色味が似ているけれど鑑別書がなかった事です。
余りにもリーズナブル
こちらは中古ジュエリーを扱うブティックに並んでいたお品で、タサキのお品物であるとの説明がありました。
詳しく刻印を調べてみると、田崎真珠の刻印ではなく、ブランドがTASAKIになってからのもので、比較的最近のお品だという事が分かります。
石のカラット数は7ctを超えていました。
それなのに何故か、セミオーダーリングの枠代程の超リーズナブルな価格だったのです。
何でこんなに安いのだろう?それがまず最初に抱いた感想でした。
アクアマリンとブルートパーズ
間違え易い宝石の代表と言えるのが、アクアマリンとブルートパーズです。
これはプロがルーペで見ても判別できないもので、色が濃くないアクアマリンとブルートパーズは非常に良く似た外観をしているそうです。
このサイトに掲載されている写真がめちゃくちゃ分かり易いのですが、このリングを二つ渡されたら、私は絶対にどちらがアクアマリンなのかわかりません。
色が濃いアクアマリンとブルートパーズは色味の方向性?が結構違うので、濃い物であれば見慣れている方なら判別がつくと思います。
しかし今回のアクアマリンは、色が凄く濃いという訳でもなく、かと言って凄く薄い訳でもなくて、私が持っているブルートパーズにそっくりでした。
これを踏まえると悩んでしまう
そうです、この価格でTASAKI、ブルートパーズであるなら納得が行く感じなのですよ。
すごーく気になるし、憧れていたデザインだけれど、どうしようかな…。
このようにしてぐだぐだぐだぐだと長い事悩んでおりました。
遂に観念して、実物を見に行く!!と腹を括り、商品ページを開きましたら、
この商品は売り切れました
おお〜ん (涙)
ご縁がありませんでした(涙)
シレッと復活
落胆し悲しみに暮れていましたが、その悲しみが癒えて腹踊りができるくらいまで回復した日、何気なく楽天を開いたらアクアマリンの在庫が復活しているではありませんか…!
こちらのブティックは返品サービスがあるので、お客様のキャンセルで在庫が復活する事があるのです。
ええええ?
見に行くしかないよね???
一念発起し、慌てて電車に乗り、鎌倉駅で下車すると…

おおおおおいぃ定休日www
そうなんですよ、問い合わせ業務と発送業務はやっているから楽天のカレンダーではお休みじゃないんだけど、ブティックはお休みだったのです。
「ああ、本格的にこのアクアマリンとはご縁がないかもしれん…。」
そう思い、せっかく鎌倉まで来たし神社の神様に運気を上げてもらおっかなって、鶴岡八幡宮を目指しました。

平日の午前中だったので、のんびりとした雰囲気の中、ゆったりと移動する事ができました。
そっとお賽銭を入れて礼をし、鶴岡八幡宮の幸せや鎌倉の繁栄をお願いする形で参拝をしてから、お楽しみのおみくじを引きました。
おみくじって、神様から直で来るオラクルカード(メッセージカード?)だと思っているので、神社に行ったらほぼ必ず引いています。


願望・急いでと思う心をとれば吉
んんん??急いで??急ぐってなんだろ?
あああああああああ!!
そうか!!問い合わせ業務はやっているんだから今すぐ連絡してみよう!!
このようにして、鶴岡八幡宮の休憩所を飛び出し慌てて電話をかけてみました。
「あのう、アクアマリンリングの実物を見てみたくて。」
「でしたら、お店に来店できる日までお取り置きできますよ。」
なんと、長めにお取り置きをして頂き、実物見る事ができる様になりました。
鶴岡八幡宮の神様、ご助言頂きありがとうございます(涙)
実物を見て思う事
ある休日に、念願のアクアマリンとの対面を果たしました。
実物を見て、心から綺麗だと思いました。
大粒で、輝いていて、色もしっかりとしたブルーです。
然し、やはりどうしても不安でした。
私にとっては贅沢なリングを、不安なまま踏み切る事ができません。
こちらのお店は店内で簡易的な鑑別をしているので、きっと大丈夫だろうと思いましたが、それでもやっぱり不安が拭えません。
大粒のアクアマリンと大粒のブルートパーズはルースの価格が全く違いますし、それ以前にブルートパーズであれば、私が憧れていたリングではなくなってしまいます。
英国王室のアクアマリン
数年前のある日、英国王室の結婚パレードで見かけたそのリングに、私の目は釘付けになりました。
真っ白なウェディングドレスを纏うメーガン夫人の右手に輝く、大粒のアクアマリンのリングです。
このリングはダイアナ妃が生前に身につけていたお品で、メーガン夫人が受け継がれたそうです。
私もいつかこのような大粒アクアマリンを手にしてみたいなぁ…そう思いました。
アクアマリンの鑑別を取る
そのような経緯で目に留まり、憧れたリングでしたので、ブルートパーズだったら悲しくなってしまいます。
今回は特に、アクアマリンの鑑別付きで安心して購入した方が良いと思いました。
「鑑別取得料金は追加でお支払いをするので、アクアマリンの鑑別書が揃った状態で購入させて頂けますか?」
このようにして、中央宝石研究所で鑑別を取って頂く事になりました。
アクアマリンであれば絶対に購入する事を前提としたお願いでしたので、お内金を少し納めて鑑別書の出来上がりを待ちました。
鑑別書が出来ました!
お店からお電話が鳴り、ドキドキしながら通話ボタンを押しましたら、アクアマリンの鑑別が仕上がって来ました、との事です。
このデザインでブルートパーズは普通あり得ないし、TASAKIなら尚更こんな豪華な枠にブルートパーズは入れないだろうし、お店でも簡易的な鑑別をしているからきっと大丈夫だとは思っていましたが、万が一の事も想定していた為、ホッと胸を撫で下ろしました。

受け取りの日は、友達と鎌倉で遊ぶ予定が近かったので、その日に皆んなでお邪魔する事にしました。
その日ってこの日↓
美しいアクアマリンと、そのプロフィールが記載された鑑別書を受け取り、残金のお支払いを済ませます。
その隙に友達が、一秒ほど悩んでTASAKIのトルマリンリングを購入していました(笑)
この日は、色んな楽しい事があって強く記憶に残っている、非常に幸せな一日でした。

指に着けた様子です。
アクアマリンも大粒で美しいのですが、脇に添えられたステップカットのダイヤモンドも美しいです。
実は、お店の方から安い理由を伺いましたが、それを聞いてびっくりしました。
それは、このデザインが不人気だから、だそうです。
ええっ!?
永遠のアイコンリングのデザインだし、クラシカルでタイムレスだし、伝統的なカクテルリングって感じなのに何故…??
そう思い、みんなとディナーの際に各々がこのリングを指につけてみて分かりました。
このデザインとボリュームは、日本人で似合う人が殆ど居ないという事です。
大き過ぎて不恰好だし、四角張っていてヘンな感じというか…
そして大き過ぎるので、指の間接まで達してしまい、関節が隠れてしまうという事もありそうでした。
私の友達で似合っていた子は、比較的手のひらに厚みがあり、指の長さがあるという特徴がありました。
私の手って、平均的な男性の手と同じか、それより手のひらが大きく厚みがあり、指が太くて長いのです。
ですから、私の場合はとても良い買い物になったという事なのですよね。

お店に受け取りに行った日は偶々クリスマスセールをしていて、でもお内金を納めてしまった日はだいぶ前でしたので、セール対象ではないと思っておりました。
すると鑑定士さんが、
「クリスマスセールをしているので、今回の鑑別取得料金は無料という事でいかがですか?」
と嬉しいお声がけを下さいました。
ただでさえリーズナブルなのに良いんでしょうか…!?
そう、このリングは余りにも不人気で一年近く売れ残ってしまい、ジワジワ値下げして、10万円近く値下がりした限界値下げ商品の時に出会っているんです。

サイズもほぼピッタリで、ほんの少し緩いのでダイヤモンドのフルエタを重ねたら、ダイアナ妃の着用スタイルになります。
イギリスやフランスでは、指輪が緩い時にサイズ直しをせず、ストッパーリングを重ねて使う事が多いと聞きます。
それは、サイズ直しをすれば指輪の強度が落ちるという点を回避しているという事らしいです。
時々、指輪の着脱の際に、ちょっとずつ輪っかが歪んじゃう事はありませんか?
あれはサイズ直しをして金属がツギハギになっているのが原因だったりもするみたいです。
このリングは私にとっても緩いくらいなので、サイズが合う方が少なかったのも、売れ残っちゃった理由の一つかもしれませんよね。

以前入手したエメラルドリングも、ダイアナ妃のアクアマリンのデザインに近い感じで、フルオーダーで仕立てて頂きました。
日本だと大粒の宝石は取り巻きリングにする方が多いみたいですが、欧米のヴィンテージジュエリーやアンティークジュエリーを見ると、大粒の宝石にダイヤモンドをそっと添えたデザインを多く見かけます。
私は何方かと言えば取り巻きよりこちらのデザインを愛しているのですが、このデザインを成立させる為には宝石のサイズがデカくないといけないので、色んな意味で石の確保が大変です。
そもそも、貴石や一部の半貴石は大粒のルースが希少ですので出会えませんし、出会えても非常に高価なので購入する事が不可能な場合が殆どです。
ですので、購入できそうな価格帯で、品質もそこそこの大粒と出会えたなら、出来る限り連れて帰るようにしています^^
品質そこそこのエメラルドと出会えたから連れて帰った話↓

並べてみると美しい兄弟みたいです。
どちらも鉱物としては同じ、ベリルの色違いですね。
このエメラルドリングは本当にデカくて、私でも結構使い難いなと感じます。
その点、今回のアクアマリンは、もっと気軽に使えそうなので嬉しいです。

本日は、憧れていたアクアマリンのリングを手に入れたお話でした。
久々に悩みまくったお買い物でしたが、ゆっくり冷静に駒を進めて行けたので、とても良いお買い物になりました。
ただリーズナブルで美しいのではなく、TASAKIというブランドジュエリーでもあるので、枠も凄く作りが良いです。
このリングが来てくれて、私のクリスマスはとても華やぎ、幸福に満ちて、印象的な思い出も出来ました。
この記事が、アクアマリンのジュエリーをお探しのみなさんへ、小さな道しるべになれば嬉しいです^^
(おしまい)
過去入手したアクアマリン↓