リエコの手帳

趣味の自由帳( ◠‿◠ )

エメラルドのルースを加工したいよ〜!

f:id:riekoh:20260207014234j:image

表題の通りです。

とあるエメラルドのルースをですね、リングに仕立てたくてずっと悩んでいたのですよ。

超お気に入りのエメラルドリングは既にあるのですが、こちらは易々と使えなくて…。

それは数年前に仕立てたデッカいエメラルドなのですが、余りにもデカいので欠けさせてしまいそうで、宝石箱の番人のような存在となっております。

宝石箱の番人↓

そんな訳で、もう少し気軽に使えるお気に入りリングを作りたかったのですが、デザインをどうするかで長いこと悩んでおりました。

 

f:id:riekoh:20260207015806j:image

今回の加工の主役になるエメラルドは、こちらの写真のリングから拝借し、長らくルースの状態で保管していたものです。

こちらのリングを購入した際は予算に余裕がなかったので、一番加工費が安いシンプルな枠を選び、当時はプラチナより安かったK18WGを使って頂きました。

それが今や金の高騰で、枠を外して地金として処分した際には、結構なお値段となりラッキーでした^^

そんな感じでルースに戻ったエメラルドですが、今回の加工ではもう少し豪華というか、もう少し格が高いようなデザインにしたくて悩んでおりました。

金が高騰してるという事は加工費も高く、豪華なリングにするならダイヤモンド代も掛かるし悩ましい感じです。

というか、エメラルドを欠けさせるかもって話であればダイヤモンドの取り巻きにするしか選択肢がないのですが、取り巻きは加工費がだいぶ高価になります。

 

f:id:riekoh:20260207022357j:image

然し今回のエメラルドは、そんなに品質が高い物じゃないんですよ。

私は凄く好きなタイプの石だし、色味も好みなのですが、宝石的な価値で言えば低いみたいな事です。

ですので、そんなに枠にお金を掛けてもなぁ〜、みたいな気持ちもありました。

とは言え仕舞い込んで置くのが1番勿体無いですし、品質が高くないとは言え、新しくこちらのルースを買うとなれば、今は凄〜く高価な筈です。

そんな時、宝石箱にずっとあって暫く着用していないリングがある事を思い出しました。

 

f:id:riekoh:20260214205706j:image

それが前回の記事でお話していたサファイアの指輪です。

色が浅めのブルーサファイアなのですが、キラッキラで、凄く美しくて可愛いんだけど、私の手には少し小さくて…。

手持ちのサファイアリングでよく使う物は2.5ct程なので、どうしてもこのリングは出番が少なくなります。

このサファイアは全く違うお品に加工する方が、出番が増えて良いのかなぁ〜などと思いました。

そうなって来ると、リングの枠が一本余るという事になりますよね?

この余ったリング枠が、エメラルドに合うんじゃないかなと思ったんです。

f:id:riekoh:20260207024030j:image
f:id:riekoh:20260207024026j:image

ほら!!

エメラルドのルースをひっくり返してサファイアの上に乗せてみると、サイズ感がピッタリです。

このデザインは…着物にも合うんじゃ…??

そうです、このタイミングで気になっていた着物の趣味、着物にも合うリングが仕上がるならとてもワクワクします。

友人と着物を見に行った話↓

ただし、このデザインはエメラルドの石が剥き出しなので、ぶつけてしまえば簡単に欠けるかも知れません。

欠ける事を恐れるならダイヤモンドの取り巻きデザインにするしかないのですが、取り巻きは加工費が高いだけでなく、だいぶ豪華になってしまうので使い難いんですよね。

このエメラルドも2ct以上あった筈なので、それをダイヤモンドで取り巻くと単純に巨大になりますし、ダイヤモンドがぎらぎらしてしまうので威圧感が出ます。

私は手が大きいし、派手なぎらぎらも大好きなのですが、あまりに威圧感があるジュエリーは合わせる洋服に困ります。

服が普段着だと合わないので、使うシーンが凄く限定されてしまって、それこそあのデカエメリングと用途が被ってしまうんです。

それならもう、欠ける可能性もあるけれど、普段も沢山着用できる、生活に寄り添ったリングに仕立てようと思いました。

という感じで、空枠の一部を改作するやり方で、エメラルドをリングに仕立てるぞ!と決めました。

 

f:id:riekoh:20260207030541j:image

この場合は、既存の石枠を切り取って新しい石枠を作ってつける感じの加工になります。

一部分だけの加工なので、使う地金も少なく、工賃も控えめなので、プチプラでリングが仕上がります。

この場合に気をつけなければいけないのは、地金が華奢な空枠ではやらない方が良いと言う事です。

一部を切り取って改造するような加工は、溶接してある箇所が多くなるので、リングそのものが弱くなります。

私がこの手のプチプラ加工に出す空枠は、大体アンジェラさんの空枠、元からしっかりした空枠であれば安心です。

今回の空枠もアンジェラさんのお品、然しいつもお迎えしているシンプルな空枠ではなく、凄く豪華な感じなのです。

今回の枠は、腕にセットされているダイヤモンドが大きめで、センターが1ctのダイヤモンドだと小さいと感じるくらいです。

センターが2.5ctくらい欲しいと思うのですが、そのサイズでダイヤモンドとなると中石を調達するのに可成り苦労しちゃうので、今回のように2ctを超えるエメラルドがピッタリな感じでした。

f:id:riekoh:20260207032950j:image

職人さんと話した際のメモです。

ある程度の部分はお任せする感じで託して参りました。

私がお願いしている職人さんはエメラルドがとっても得意な方なので、安心してお任せする事ができます。

今回のエメラルドはボヤっとした感じの石なので、可能であれば石のポテンシャルを引き出してあげて下さいとお伝えしました^^

 

f:id:riekoh:20260207035044j:image

今回はエメラルドのルースを加工に出したよっていうお話でした。

春になると何故だかエメラルドが気になって来るのは、私が春生まれだからでしょうか。

誕生石はダイヤモンドだけれど、この鮮やかな美しい緑色が、この季節の気分にピッタリなんですよねぇ。

この記事が、エメラルドをお探しの方に読んで頂ければ嬉しいなと思います。

次回はエメラルドリングの仕上がりのご報告…!

 

(おしまい)