
エメラルドのリングが仕上がりました^^
仕上がりを見て大変驚きました。
人違いかな?(石違いかな?)と思うくらい、発色が良く、透明度も高くなっておりました。
写真や動画ではモヤっとした感じに写ってしまうのですが、実物はもっとクリアな感じで、色が濃いのです。
前回の記事↓

美しさが伝え難いので写真を沢山撮ってみましたが、肉眼で見たままを写真に収める事は難しいですね。
この素晴らしい緑色が堪りません。
心を癒すようなグリーン、それがエメラルドの緑色だと感じます^^

加工の内容は、石枠をエメラルドのサイズに合わせて新たに製作していただいた事と、サイズupです。
オリジナルより爪をぐぐっと高く作って頂く関係でリングサイズが小さくなる為、サイズ直しが必要になりました。
爪をぐぐっと高く作ったのは、リングのシルエットを美しくするデザイン的な理由だけでなく、
このようにする事で、石枠の地金の反射を利用して、エメラルドの美しさを人為的にコントロールしている為です。
鏡の上に宝石を置いて光を当てたら宝石が綺麗に見えるのと同じです。

逆の措置を施すケースもあり、以前加工して頂いた9ctのエメラルドリングは光の反射で石の美しさが損なわれるおそれがあった為、なるべく反射が起こらないような措置を取って下さったそうです。
このように、石の個性を見極められる職人さんは、石の持つ美しさを引き出したり高めたりする事ができるという事なのですね〜( ◠‿◠ )
以前加工して頂いた9ctのエメラルド↓

中石がサファイアだった頃より私の手に良く合っていて、加工に踏み切って本当に良かったと感動しております。
あのサファイアは1ct台、このエメラルドは2ct台なのでボリュームが全然違いますよね。
同じ枠なのに石のサイズが変わると別の枠かなと錯覚しそうな感じです。

外したサファイアも非加熱疑惑がある上に非常に美しいものなので、どのようなジュエリーに加工すべきかを熟考しております。
今は地金が高くなってしまったので、ジュエリーの趣味は大変ですが…。
よい閃きがあれば加工に出そうと思います^^

過去に入手した美しく強度の高い枠と、そこそこの品質でボリュームのあるエメラルドがあった事で、新しいジュエリーにプチプラで出会う事ができました。
あの時、ちょっと頑張ってエメラルドを入手していて良かった…って本当に思います。
宝石はやっぱり出会いというか、ご縁が全てなような気がします。
このサイズのエメラルドを幾つもキープできたのは、あのタイミングで決めなかったら有り得なかったというか…!

本日はエメラルドのルースを加工し終わったお話でした。
春の陽気にぴったりなリングは、いつもご機嫌そうな輝きを放っております。
このエメラルドリングを着物に合わせて、お花見に出かけるのが楽しみです。
ジュエリーのリメイクをお考えの皆様に、この記事がお役に立てたら嬉しいです^^
(おしまい)