リエコの手帳

趣味と暮らしの覚え書き( ◠‿◠ )

宝石に資産性なんてそもそもあるのか?みたいな話をしよう。

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ややあって、本記事では宝石の資産性についてお話をしようかなあと思っています。

たまーに資産性についてご質問を頂くので、一度しっかりまとめたいなあとは思っていたんですよ。

資産性、この言葉ってどういう意味なのか今一度調べてみましたら、

将来、収益を獲得できるor経費削減効果がある、このどちらかが確実であるもの。

という感じだそうです。

ですので、宝石に資産性があるとすれば、購入したのちに売却した際、購入した金額よりも高く売れることとなりますね。

そういう事って実際にあるのでしょうか?

結論から発表しよう!

一般的には、資産性のある宝石はほんの僅かに存在しているといいます…一般的にはね。

でも私は実のところ資産性はないと思っています。

 

もう少し詳しく言及します。

資産性のある宝石を購入したければ、少なくとも500万円以上、いや一千万円以上の資金を一粒の宝石に突っ込む必要が出てきます。

なぜなら、資産性のある宝石はダイヤモンドなら2ct以上の高品質で無処理のもの、色石なら3ct以上の高品質で無処理のもの、こういう石は数十万円とか数百万円で購入するのはなかなか難しいです。

ここでいう高品質というのは、宝石市場での基準ですから、

世界中の皆んなが欲しがる色、

世界中の皆んなが綺麗と思う明度・彩度、

世界中の皆んなが欲しがる産地、

世界中の皆んなが綺麗と感じる照り輝き、

このような感じの基準をクリアしたもの、みたいな世界の話です。

間違っても、私が普段買い物しているような、自分自身が綺麗と思い納得できた石の事ではありません。

↓私が普段買い物するのはこういう石です

そして、仮に一千万円の費用を一粒の宝石に突っ込めたとしても、宝石を人為的に綺麗に見せる技術は日に日に新しく(!)産まれておりますし、その検査方法も日々変化しています。

ですので、確実に資産性があると思って購入しても…????

ということが起こりうるという事なのです。

 

エメラルドルースを購入した際に伺ったお話

先日エメラルドルースを購入した際にこんなお話を伺いました。

これは私が「このエメラルドがどこの産地で、処理はどのようなものが施されているのか、オイル含浸処理の程度はどのようなレベルなのか?」というような事を伺った際のエピソードです。

↓このエメを購入した時のエピソードです

以下のやりとりは、数ヶ月前の会話を思い出しながら整理して書いたものなので、実際に店主様が仰った事と、私が別で調べたことが混ざっている可能性があります。ご了承くださいませ。

「エメラルドは、本当に沢山の処理方法が発明され続けているような状況で、鑑別機関もそれを見抜く為に検査方法を日々増やしているような状況、つまりイタチごっこなんです。

ですから、現在の鑑別での結果と、10年後の鑑別での結果が同じとは限らないんですね。

こちらのエメラルドは特に、私が仕入れたものではなく父の代に仕入れたものですので、仕入れ時の詳細が全くわからないのです。わかることと言えば、父が長く付き合っていたインド人の業者から仕入れたらしいことと、当時のソーティング袋にある情報だけなんです。

現代の検査技術でわかる全てを知ることができるGIAの鑑別書を今から取得するとなると、四万円以上の費用がかかります。

そうなると販売価格に四万円を上乗せしなければならなくなる、つまり値札が変わってしまいます。

15年以上販売に繋がらなかったエメラルドを四万円高くしてしまうか、このままの価格でこのエメラルドを楽しんでくださる方に出会えるのを待つか…。こう考えてこのまま販売している形なんです。」

このお話を聞いて、

「なるほど、このエメラルドは人造のエメラルドではない事は確かだと思うけど、人の手でどんな処理がされてるかは実際のところは解らないと思っておいた方がよさそうだな。というか最近産出したエメラルドの方が複雑な人為的処理がされてそう…。」

このように思いました。

「ということは、もしかしたら最近のエメラルドよりも、今から15年以上前にお父様が仕入れられたエメラルドの方が、複雑な処理がなされてないとも言えるのですよね?少なくとも現代の鑑別では見抜けないような処理はまだ15年前は発明されてなかった…?

「そういう事は十分考えられると思います。でもそれも、確実にそうだ!と言い切れないのが申し訳ないのですが…。」

このようにお話を伺い、

古い在庫である事は確実(15年以上前に産出した事は紛れもない事実)なのであれば、下手に最近のルースを買うよりずっと安全であるとも言えるし、

何より、天然エメラルドの9ct、色も透明度も自分的にはまずまずで、多角的に考えてもこの価格ならファッションリングとして十分すぎるなあと思い、購入を決めたんです。

仮にこの時、

「このエメラルドは古い在庫だからこんなにお安いのですよ、将来的に手放したら高く売れますよ!」

なんて言われたら警戒して購入しなかったと思います。

確実に高く売れるような宝石を、在庫が古いからって理由だけで安くする必要なんて全くないですからね!!!!!

 

将来確実に価格が上がる宝石を買うことの難しさ

このように、人気のある宝石ほど人為的に外観を改善する技術が発明されると考えて自然ですので、将来確実に価格が上がる宝石に出会うこと自体が難しいという点と、

本当に間違いがないものと出会っても、購入金額がそもそもめっちゃ高いので、売却できても購入時より高く売れるかってかなり難しい…のですよ。

ハイジュエラーのGRAFFで、2.5ctで1,500万円のダイヤモンドを買ったとして、十年後に売却して1,500万円で売れたとしても、それは利益が出ていないので資産性があるとは言えませんし、何より紛失や盗難が怖くて貸金庫に預けておくようなお話です。

このダイヤモンドを身につけて楽しんで、手放す時に同じ価格であれば身につけて楽しんだ分だけプラスになりますが、私のような生活水準の者はそれはリスクが大きくてできません。

私のような生活水準の者ならば、1500万円もあるならどっかの駅前の小ぶりなアパートでも買っておくほうが有意義かもしれませんし、よりリスクを小さくして、投資信託でお金を目減りさせないように動かしておくほうが賢明かもしれません。

お金があり余っているような大富豪であれば、お金を宝石に変えておくのも良い方法だとは思いますが、そうでない層には縁の無いお話なのです。

宝石に資産性はないと思っているが、ただの浪費にならないように私が気をつけていること

とは言え、タダでは絶対に転びたくない私は、下記のような事を考えてお買い物をしております。

「宝石の趣味」というと、あらあら浪費家なのね〜!などと認識されてしまう風潮は実際にありますし、事実としてジャンジャン浪費できるような生活水準ではないので、可能な限り無駄がないように考えて行動していると言うことになります。

あらあら浪費家なのね〜って人から思われるのはもう仕方がないけど、自分が困らないようにしなくっちゃ、宝石の趣味を永く続けていくことはできませんから!!!

 売り手の人柄を観察する

耳障りの良い事ばかり言う売り手や、買うことを急かすような売り手に対して、最大級の警戒をします。基本的にそのような売り手の話は鵜呑みにしません。独自で海外サイトなども含め調べます。

逆に言えば、良いことだけでなく悪いこともしっかり説明できる売り手や、解らないことは解らないとはっきり言える売り手の話は注意深く聞いて内容を精査、信頼できそうと感じたら購入を検討しますが、それでも盲信はしません。後で必ず独自で調べ直しします。

このように、気持ちよく買い物ができそう、購入後は幸せな気持ちになれそうと判断した場合に実際に購入している感じです。

デメリットがあっても、購入後に自分が十分に楽しめると判断できたら買いますしね。

 

宝石に対して過剰な期待はしない

これ意外と大事かもしれません。

あるサファイアがあったとして、カシミール産、非加熱(無処理)、2ctの石で20万円とかってあり得ないんですよ。

あり得ないものはどれだけ探してもその価格では見つかりませんし、もし見つかったら最大級の警戒をしながらよく調べた後に検討すべきです。

仮に偽物だったとしても受け入れられる、どうしてもこの石じゃなければダメなんだってくらい惚れ込んでいないと私は買いません。

そもそもリーズナブルに購入することがモットーでもありますから「凄い石を買おう!」なんて強い期待はハナからしていないのです。

私がいつも探している石は「安くてそこそこの石」ですから、サファイアであれば最初からカシミール産は選択肢から除外されます。超高価で小粒の物しか手に入らないことが最初からわかっているからです。

最近私は淡水真珠を幾つか購入しているのですが、淡水真珠とて、無調色・無漂白・無核であることを期待しても、実際は生産者がどのように水揚げして市場に出しているかまで自分の目で見届けないと確実にそうかは解らないと思っています。

日本の真珠卸の方が言うには「真珠って基本的に全てシミがあるから、大抵漂白をしていると思っておく方がいいと思います。調色に関しても同じです。」と言う感じです。

ですので真珠に関しては、無核であれば耐久性がめっちゃ高いから、それだけは拘りたいなーってくらいの感覚で、あとは余り気にしていません。

 

購入した宝石のカテゴリによって予算配分を考える

私の中では、宝石のお買い物にはカテゴリがあると思っています。

・ファッションアイテムとしての宝石

・受け継ぐことが可能なタイプの宝石

・心のための宝石

この3つです。

具体的に説明してみます。

 

ファッションアイテムとしての宝石とは何か

これはその名の通り、靴や鞄、スカーフのようなファッションアイテムに毛色が近い宝石です。

具体的には、真珠のジュエリー、華奢なジュエリー、流行のジュエリー等がここに当てはまるでしょう。

これらは、今身につけるとめっちゃ素敵だけど、売却価格が全くつかないか、殆ど付かないと言う特徴があります。

このようなタイプのジュエリーには、あまり沢山の予算をかけないようにしています。

ここにかける予算が多ければ多いほど失う現金が多くなる、と言うことです。

 

受け継ぐことが可能な宝石とは何か

これもその名の通りです。

自分以外の人(家族など)にあげたら喜ばれるし、受け継いだ人がその後何年も楽しむことができる宝石、と言うことです。

喜ばれる宝石というのは幾つかの特徴があります。

そこそこの石のサイズがあること、

見た目が綺麗であること、

まともに購入したら高価な石であること、

デザインに流行り廃りが無いこと、

少なくとも、このような四つの条件を満たしていることが前提と考えています。

私はここに一番予算をかけています。

なぜなら、こういう宝石は買った値段であれば手放せる可能性が高いです。

購入後、たっぷり身につけて楽しんでメルカリで売却、購入した金額の前後で手放せるなら、決して浪費とは言えませんよね?

この件に関しては後述します。

 

心のための宝石

これは自分自身の心の為に身につける宝石、プライスレスです。

例えば祖母の1ctダイヤ母の0.3ctダイヤです。

祖母のはクラリティーが悪すぎて本来ならリフォームする価値…と思うほどですが、気が向いた時に身につけたいため、リフォームして今風の枠をつけました。

母のはサイズが0.3ctと私の手持ちの中では一番小さく、それでいて買取価格を調べたら結構良かったのですが、売却はせずお金をかけてリフォームしました。ピンキーにしたんだけど、もうちょっとしっかりした枠を付け直そうかなと思っている程です。

このように、私は宝石のお買い物には3つのカテゴリがあると思っていて、それぞれの目的に合わせて予算を割り振りしているのです。

一番予算を多くかけるのは受け継ぐことが可能な宝石であり、「購入した際の資金が戻ってくる可能性」がゼロでは無いから、ここにはお金をある程度割り振ってもいいのかな、と考えていると言うことですね。

反対に、ファッションアイテムとしての宝石は、良く考えて購入すべきかどうかを決定します。ここが大きいと、受け継ぐ事が可能な宝石にかける予算が減ってしまいますから。

 

番外編・しっくりこなかったジュエリーの仕立て直し代

これは余談みたいな物ですが、私は一つのジュエリーを、しっくりくるまで何度も仕立て直しをすることがあります。

ここで使用する費用は、自己投資だと考えています。

やっぱり、一から仕立てるジュエリーって作って見ないとイメージ通りになるかそうでないのかは判らないんですよね。

ですので、自分の経験値を上げるための投資として、費用をかけているのです。

 

買った値段であれば手放せる可能性が高い宝石とはどんなものか?

一番予算を多くかけているのはここ、そのように述べました。

どんなに素晴らしいお品でも、手放す際は購入価格より安くなってしまうものです。

仮にハイブランドのジュエリーや時計、ハンドバッグであっても、売却の際は購入した価格よりも安くなるのが普通でしょう。

日本だと住宅もそうですよね、日本の住宅は長く持たないので、購入した金額で手放せるってなかなか無いようです。最近だと首都圏の住宅やロレックスは購入金額より高く手放せるパターンがあるようですよ。

このように、基本的には購入金額と同じ金額で売却できるものってすんごく少ないんです。

でも私は、

「宝石であればもしかしたら、購入金額と同じ価格で手放すことは不可能では無いのでは?」

と思っております。

 

買った値段であれば手放せる可能性が非常に高い宝石を買うために、まずは見た目が綺麗な石を底値で買うところからスタート

早速、購入金額と同じ価格で手放すことが不可能ではなさそうな宝石を買う方法を書いてみましょう。

でも再現性が高いやり方なのかは…人によるかな?

とはいえ、私がやっている方法って凄くシンプルだし、しつこさ根性情熱冷静さ宝石愛があればできると思います!

 

簡単3ステップです。

1. インターネット中の宝石を見て、平均価格を頭に叩き込み、底値の石を見つける。

兎に角あらゆるお店の商品を見まくります。この段階で実店舗には行きません。

実店舗はあるけどインターネットショップはないお店だと、相場より割高であることが多いです。

これはバブル期の慣習(?)である二重価格が付けられていたりと、本来の価格が判りにくかったりするからです。

でもネットショップを持っているお店なら、価格はネットでの相場に揃えていたりするので、相場を読むのに判りやすいことが多いです。

このようにして底値の石を見つけて入手すれば、年数が経つと価格が僅かに上昇する可能性があると思います。

 

私が7年ほど前に購入したファンシーシェイプのダイヤモンドルースは1ctで24万円程度でしたが、今探すと同一のグレードのルースでも30万円を超えてくる印象です。

先日、フォロワさんからのご相談があって探した時に、アイクリーンで30万円を切ってくるものは見つかりませんでした。

35万円を超えて来ると、やっと良さそうなのが出て来るかなーと言う感じです。

ですので、件のダイヤモンドを今メルカリで売却するとしたら、枠代を入れても購入金額で手放すことは不可能ではないと言えそうです。もちろん売却に時間はかかりそうですけどね。

購入後7年程でこのような感じですから、20年後などはもっと容易ではないでしょうか?

ただし、異常に安い石には十分に警戒しましょう。

幾ら何でも、仕入れ価格よりも安い金額で販売することは絶対にあり得ません。

このような肌感覚も、インターネット中の商品を見て相場を把握しておけば怪しさに気づきやすいです。

安いのには必ず理由がありますから、その理由が許容範囲であるか、または全く気にならないものかはお店に尋ねて検討材料にします。

安い理由を尋ねても納得出来る回答が得られない場合は、何かあると思って正解ですので、潔く候補から外しましょう。

 

2. 自分が欲しいデザインの中で、タイムレスなものを採用する

先ほど述べたことですね。

流行り廃りがあるアイテムは、売却の際に大きな障壁になる可能性が高いです。

これは、ハイブランドの宝石であっても同じことが言えるそうです。

大きなオークションでも、出品の前にリフォームされたり落札後にリフォームされることがあります。歴史的な宝石、有名な宝石(王家の宝石や富豪の宝石)はオリジナルの姿が大事なので、落札後にリフォームされることが多いようです。

今人気があるデザインにリフォームした方が需要が高くなる、これは当然かなと思います。

こういった背景がありますので、いつの時代も需要があるタイムレスなデザインで仕立てておけば、売却の際に手放しやすいのでは?と考えているという事です。

タイムレスなデザインを採用するためには、これまたインターネット中を駆けずり回り、過去150年くらいのありとあらゆるジュエリーデザイン(アンティークジュエリー屋さんのお品もよく見るということ)を頭に叩き込めば大体わかってくると思います。

くれぐれも自分の好みの物だけを見るのではなく、全体の傾向を掴むことが大切です。

 

3. 仕立ては、高過ぎないけど安すぎないところで行うこと

仮に、30万円(底値)で購入した1ctのダイヤモンドがあったとして、50万円で仕立ててしまうと将来的に買った値段(石代+加工費)で手放すことは難しいんじゃ無いかなと思います。

だって底値30万円で購入できる1ctのダイヤモンドルースって低グレードだけど綺麗なものってことになるので、低グレードで80万円の1ctのリングってメルカリで売れるのかは正直自信がないです。

でも、安すぎる枠はやっぱりそれなりなので、高過ぎ無いけどしっかりした枠を採用しましょう。

目安としては「メルカリで売っていたら、自分なら買うのか?」です。

あまりにも貧相な枠だったら30万円以上を支払って買うでしょうか?

私のようなヘンな人なら相場より安ければ仕立て直し前提で購入することもあると思いますが、爪の裏にチップ(欠け)が隠れているリスクを加味すると、もっと安くないと買えないかな…とも思います。

ですので、少なくとも写真で見た状態で素敵に見える枠色々な方がみてくださるような枠にすると良いんじゃないかなと思います。

メルカリで数十万円のダイヤモンドのお買い物をする方って、基本的に目が肥えている方だと思うんですよ。写真でもある程度の品質を判断できる方だと言えるでしょう。

そう言う方に選んでいただける枠をつけましょう、と言うことですね。

でも、大前提として自分が気に入って身につけられるデザインでなくてはなりませんから、そのような兼ね合いが取れるデザインを導き出すためにも、膨大な情報を頭に入れておく必要があると言うような話です。

 

こうした事に気をつけてお買い物をしているうちに、ミラクルが起きることも稀にある

そう、こちらのエメラルドのお話です。

こちらの記事の下の方に、エメラルドの買取価格云々のお話が出まして、産地の鑑別に出してみたい、と言うようなお話を書きました。

その産地が明らかになったんです。

↓ご興味がある方はこちらもどうぞ〜。

こちらの記事でも触れていますが、今現在の買取価格が高くても、様々な事情で将来の買取価格が下落する可能性はゼロではありません。

これは株や不動産も同じだと思うのですが、売り時なんていつか判らないんですよ。

ですから、宝石に資産性を求めて購入するよりも、まずは身につけて思いっきり楽しめることが大事、その後で購入金額と同等で手放せたら御の字だなと思っているのです。

不確かな未来を期待をして一喜一憂するよりも、確かな今を楽しんで生きた方が、将来の結果が良くなるようにも思いますし!?

 

宝石に資産性はない、だが素晴らしい

このように私は、宝石には資産性はないと思っていて、マイペースに宝石の趣味を続けております。

先日の月曜から夜更かしで、道ゆくオタクに話を聞いてみた件と言うコーナーで興味深いコメントが飛び出しました。

「お金が掛からない趣味って、そんなの趣味って言えるんですか?」

秋葉原で声をかけたお兄さんの一言です。

このコメントを聞いて、私はこう思いました。

「ああそうだよな、自分の人生の喜びのために趣味があるんだもの、お金を使って楽しんでそれの何が悪いんだろう。そして、手放す時には少しお金が戻ってくる宝石の趣味はなんて素晴らしいんだ…。」

こうして自分のペースで大いに楽しんでいたならば、滅多に微笑まない宝石の女神が微笑むかもしれません^^

 

私が宝石を手放す時

私は子供がいないので、宝石を受け継いでくれる家族はおりません。

でも、今の時代はメルカリオークションがあります。

今自分が思いっきり楽しむための宝石をマイペースに蒐集し、老後にコツコツ売却しようと考えています。

物によっては老後を待たずに手放すこともあるかもしれません。

こうして手放した宝石達が、新しいご主人様の元で幸せに輝き、そのご主人様も幸せな気持ちで微笑む事を想像すると、愛おしくて泣けてきちゃいます。

私が天国に旅立つ前には、全てを新しいご主人様に繋げられるよう、準備はしっかりしないとね…。

 

本記事は、宝石に資産性はあるのか、そんなお話でした。

あくまでも私の考えと価値観に沿った内容ですので、こう言う風に考えている人もいるのかーと言うような感じで読んでくださったら嬉しいです^^

宝石の資産性は無いと思っておく方が失敗が少なく、沢山楽しめるんじゃないかなと思っておりますよ。

 

この記事を読んで下さった皆様の毎日が、美しい宝石と共にあり続けますように…。

そして、宝石の女神の微笑みが、降り注ぎますように…。

 

(おしまい)