そういえば、こちらの十字架の首飾りって今までここに記した事がなかったかもしれませんね。
美しいサファイアが象る十字架、私はこの首飾りが大好きでして、時々身につけては「ほうっ。」とし、眺めてはうっとりとしています。
聖母マリア様が宗教画に描かれる時は、必ず青いマントを纏っているそうですよ。
このマントはウルトラマリンブルー、即ちラピスラズリという美しい宝石から成る顔料で描かれているのですが、ラピスラズリという宝石自体は不透明な深い青という感じの外観なのですよね。
然し聖母マリア様の色というのは「海の星」…
つまり透明な青とされているようで、私はこの首飾りについたサファイアが、海の星のイメージにぴったりだなぁと思うのです。
先日、インスタライブなるものを試してみる運びとなりまして、そちらで少しお話をしてみたのがこちらのお品でした。
その際に、
「どちらのお品ですかー?」
このようなご質問を頂きまして、そういえばこのお品の購入先って余り皆さん馴染みがないかも?と思ったんですね。
購入したのはこちらのお店です。
楽天ブライトさん…ここでお買い物された方ってそんなに多くないんじゃないかな。
ネット上で話題が出る楽天のジュエリー屋さんって幾つもあるけれど、ブライトさんって話題になったのを私は見たことがなくて…?
今は結構話題になるのかな、でも私がこの十字架を買った時はレビュー件数もネットの情報も全然なくて、恐る恐る注文した事をよく覚えています。
今レビューを見てみると、良いレビューが殆どで悪いレビューが少し、このバランスはリアルで良いですね。悪いレビューばっかりのお店は言わずもがなですが、販売件数が多い割に悪いレビューが一件もないお店も地雷かなと思っています。
私の印象では、ブライトさんはThe 業者って感じのスタイルで、メールの雰囲気も淡々としていて、私は結構好きな感じです。
でも素人なりの変な質問とかにも明快に答えてくれる感じで、その辺は不安に感じたことはありません。
強いてデメリットを言うなら納期が結構長い事なので、プレゼントとかでお考えの方は余裕を持って発注すると良いかもですよ。
裏側はこんな感じで大きく空いています。
光を良く拾ってキラッキラに煌めくんですよ。
サファイアの一粒一粒がとても大きいので良く輝き良く煌めく、サファイア好きな方にも楽しい首飾りです。
合計6ctものサファイアが十字を象っているのです、一粒あたり0.5ctup(計算あってるかな?)ですからね…大粒ってやっぱり良いなぁ。
サファイアの品質そのものを言うと、指輪に使うタイプのサファイアよりも照りが控えめかなーと思うのですが、透明感やクラリティの良さはかなり良い方ではないかなと思います。
照りが控えめであっても、透き通った石の内側から放たれる煌めきはとても美しいので、この価格でこのサイズ&この品質なら、私は凄く安いように感じています。同じような品質のサファイアを、よく11石も揃えられたなあというような印象ですよ。
過去問い合わせているのですが、こちらはアクセサリーに使われるような含浸処理のサファイアではなく、一般的なジュエリーに使われる普通の加熱処理のサファイアとのことです。であれば、やっぱり可成りリーズナブルでしょう。
ほいで、十字架のお品って地金が薄〜〜い物もあるのですが、こちらは比較的地金がしっかり目な印象です。
でも踏んだりしたら絶対折れますので、保管場所などには気をつけましょう。
バチカンは大きめに作られており、ベビーパールやブラックダイヤモンドのネックレスなどに通せそうな感じです。
サファイアの石だけでなく、枠も良さげな造りをしているのが高ポイントではないでしょうか。
それでですね、この十字架、なんと私二本目なんです…。
一本目は不意に無くしちゃったんです。マイホーム購入の契約に行く道すがらの出来事でした。
不動産の売買に纏わるタイミングでしたから、とても悲しかったけれど…マリア様が何かから護ってくれたと思うようにしています。
そして二本目のこちら、これは祖母が買って持っていた物で、ある時譲ってくれました。
実は一本目を購入した時より価格が倍に値上がりしてしまっているんです。
サファイアってある程度のサイズからはお値段が本当〜に高くなってしまっていて、美しいサファイアを6ctぶん集めるなら値上がりするのも当然のこと…
価格が据え置きで美しくないサファイアが来るより、価格は適切に上がるけどちゃんと美しいサファイアが来る…その方が宝石を扱う者として正直だよなあと思います。
そんな大好きなサファイアの十字架、好きな一番のポイントは何もかもが本格的なところかなぁーと思います。
十字架はキリスト教の宗教モチーフですが、更にマリア様のブルーです。
カトリックの方にも青い十字架はとてもおすすめですし、このサイズ感が海外製の聖品のようで素敵ではないでしょうか。
また、ジュエリーとしても本当に優れていて、上記に記したように石や枠も良いのですが全体的な佇まいがとても良いんですよ。
なんと表現したら良いのか…例えるならルパン三世の劇中に登場しそうな佇まい、またはジブリ作品のキーアイテムになりそうな佇まい、品物としての説得力の様なものを感じるのです。
先日、お騒がせセレブのキムカーダシアンが、ダイアナ妃が愛したアメジストの十字架を落札したとの事ですが、このように宗教的であり、且つアイコニックな美しいお品は、見る者の心に残る力があるなあと。
世の中にジュエリーって無数にあると思うのですが、その中でも心に深い印象を残していくジュエリーってほんの一握りなんだと思うんです。
その一握りのジュエリーって、モンローのヴァローダの月だったりホープダイヤモンドだったり、このキムカーダシアンが手に入れた十字架だったりと、我々が逆立ちしても所有することが出来ないお品が殆どです。
でもごく稀に、我々でも所有出来そうなお品に出会えて、実際に所有できる機会に恵まれることは、とても幸福なことだなあといつも思います。
聖母マリア様の青い十字架、この首飾りを胸にさげると胸が暖かくなる…。
手のひらに乗せて眺めたら、その美しい煌めきに魅了され、いつまでも眺めていたくなるのです。
この輝きをあなたに、長く愛せる十字架をどうぞお迎えください。
(おしまい)
↓インスタグラムに輝く様子の動画を乗せておきました!