瑞々しいオレンジと情熱的なピンクを、煌めく水のなかでゆっくりと溶かし合わせたような神秘の色…。
この色に惹かれてしまったが最後、どうしても気になってしまう石の一つになりました。
この指輪は雫型にカットされたパパラチアサファイアのまわりをぐるりとダイヤモンドが取り囲んでいます。
この色といい、この何とも言えないフォルムといい、なんとなくインドやスリランカのあの辺りを想像してしまうデザインです。
パパラチアとは、スリランカの言葉、シンハラ語でハスの花を意味しています。
(とは言えインドとスリランカはだいぶ違う国と聞きます。以前、偶然ベンチで横に座ったおじさんが日本語が上手なスリランカ人との事で、見ず知らずですが雑談をしたことがあります。
彼曰く、スリランカはインドとはだいぶ違うよ!カレーは食べるけどね!って言っていましたからね。きっとだいぶ違うのでしょう。)
色石の指輪、それもパパラチアサファイアなんて云うけったいな品を購入するのは中々店頭でも難しいのですが、こちらはインターネットでの購入でした。
もうずっとずっとお気に入りに登録していて、価格的にも石の色的にも失敗をしたくなくて踏み切れずにいましたが、
今は在庫があるので決済後に石を自分で選べますよと担当の方よりご配慮をいただき、購入の際はそのようにさせていただきました。
購入した品物はこちら。
ジュエリー for you さんの指輪です。
石を選べるとの事で数石送ってくださったのですが、色石ってやっぱり難しい、自分の眼で見ても難しい物なんだなと思いました。
その上仕立てる前ですから、品物になった時には見え方は若干変わりますし、それは裸石よりも良く見える事があれば悪く見える事もあるわけです。
それでも、えいっと選んでみた石は、担当の方によると、見せて頂いた石の中で一番原価が高かった石との事、ほっと胸を撫で下ろしました。
勿論仕入れ値が高い石が良い石とは限らないのですが、価格が高いという事はそれなりの理由があるのだと思いますし、今回は良いものを選べたかなと言う感じですね。(もちろんおせじかもしれない…けどね!)
この指輪は見れば見るほど美しく、風情のある品なのですが、実は長らく箪笥の肥やしにしています。
パパラチアサファイアの色も輝きも照りも好みだし、ちょっと色っぽい雰囲気もオトナのピンクという感じ、それに取り巻いているメレダイヤモンドもかなり光るよい物であるのに殆ど活用できていないのです。
それはひとえに何と言い切れないのですが、恐らくサイズ感の問題やパーソナルカラーなどの問題がありそうだなぁと考えています。
サイズ感ですが、私の人差し指に合わせると17号、このサイズだと脇のメレダイヤモンドが中途半端なところで終わってしまっていて、変に地金が見えてしまっています。
また、指輪の形状がフラットで指の肉に沿うタイプである事から、指の肉が厚い私の手には埋もれたような印象になっているのでは?と分析しています。
パーソナルカラーで言えば、私はブルーベース&ウインターなので、全体がふんわりした波動をまとっている感じも物足りないのかも知れません。
改善点としては、ウデにメレを足すような事ができる職人さんを探す事と、サイズを1号上げる事、ふんわりした波動を調整するなら腕を18金に変える事でしょうか。
先日、このモヤモヤをInstagramのストーリーにあげたところ、フォロワーさん数名よりアドバイスを頂きましたので(この指輪すごく人気みたいで嬉しいです^^)頂いたアドバイスをここで紹介させて頂きます。
・右手に着けるより、左手人差し指が似合う!
・ペアシェイプを上向きじゃなく下向きにしたらしっくりくるんじゃないかな?
・そのままで似合っていると思うよ!←ありがとう!
・ペアシェイプ二つを向かい合わせに同じ指につけては?←これは全く思いつかなかったです!ボリュームリング二本を重ね付け!
※スタンプを送ってくださった方も沢山いらっしゃいました!嬉しかったです^^
頂いたアドバイスは上記の通り、
恐らくこの指輪は左手人差し指にするのが良さそう、そしてペアシェイプの向きは下向きが良さそうだなと私も思いました。
そしてソリテールとの重ね付けやペアシェイプ同士の重ね付けというのも、私の人差し指には若干ボリュームが足りないという可能性があるのだと思いました。
それって…もしかして…指が痩せたら解決…なのでは…(爆)
このように箪笥の肥やしにしている美しい指輪ですが、本当に品物は良いものなので、ゆっくりと活用への策を練っていきたいなと思っています( ◠‿◠ )
本日はパパラチアサファイアのエキゾチックな指環のお話でした。
おわり。