今年85歳になる祖母の左手です。
「ダイヤモンドが魔除のお守りになると聞いた。0.8ctくらいのダイヤモンドリングを購入したいと思う。」
そう言う祖母に、祖母が若い頃に購入した1ctダイヤリング、私が受け継いでお直し(立て爪から現代のソリテールに)していたものを返還しました。
このダイヤモンドはカットが旧式なため0.8ct程度に見え、I1程度のグレードであるために、角度によってはほんのりベージュっぽく見えることがあります。
祖母はイエローベースの色白で、この石はブルーベースの私よりも、ずっと祖母に似合うと思いました。
宝石というものは、持ち主を選んでやってくるのだなあと改めて感じる瞬間です。
小指のリングは同じお店の品、私が購入したものですのでRなのですが、サイズがちょっと小さかったことと、祖母が付けたいとのことで上げました。
私のリングは10金製で、祖母のリングはシルバー925製です。
小指のリングの詳細はこちら↓
ジュエリーというものは、この世界に溢れている素敵なものの中でも、ちょっと不思議な側面があると思います。
たっぷりと何十年も愛用したのち孫に譲り、その孫が自分のカラーに直したっぷり愛用したものをまた祖母へ、そういう楽しみ方ができる品物ってそんなに多くないと思うのです^^
愛すべき程の石なのであれば尚更、何十年何百年と世代を超えて楽しんでゆける…様々な偶然と必然が折り重なることで輝きが増していくのでしょうね。
そしてきっと、光輝くその石は、持ち主を守護してくれるのです( ◠‿◠ )