Instagramより楽しいリクエストを頂きました( ◠‿◠ )
「以前リエコさんがお母様の0.3ctダイヤリングを譲ってもらったと書かれていたと思うのですが、今はどのようにお使いになっているか是非伺いたいです!重ねづけをされていらっしゃるのでしょうか?それとも守り神のような存在に??
また、もしもリエコさんがこれから0.3ct台のダイヤモンドを使ってリフォームされるとしたら、どのようなデザインを選ばれるのか気になります!」
このようなお便りです。ジュエリー好きにはワクワクするような内容のお便りですよね。Kさま、素敵なお便りをありがとうございます♡
早速ご質問に答えて参りましょう〜!
実は私も悩んでいた(笑)
はい、題名通りです…。
実は私も0.3ctのダイヤモンドって、サイズによっては超むずかしいアイテムだなあと悩んでおりました。
その為、現在のダイヤモンドはソーティング袋の中…以前仕立てたリングは素材としてバラしてしまっておりました。
まずはバラしてしまった理由、そしてサイズによっては超難しいアイテムということについて説明してみましょう。
バラしてしまった理由
このダイヤモンドルースは、バラす前はこちら↓
スリーストーンリングでした。
↑爪が汚くてすみません!
このスリーストーンリングは気に入ってたのですが、身に着ける場面が殆どなく…脇石もグレードがまあまあのものでした(フラッグスさんのリングのメインダイヤだったものです)が、全く使わないのはもったいないので脇石をあるリングの脇石へ…そして地金はあるリングの仕立て代に…そうして中石の0.3ctダイヤモンドはソーティング袋の中へお帰りに。
こういう経緯で今はルースの状態で保管しております。
↑重ねても微妙…?石どうしが擦れちゃうのでどっちにしろ重ねられず。(カサカサお肌失礼!)
0.3ctダイヤモンドはサイズによっては超難しいアイテム
これは先ほどのお話と繋がるのですが、0.3ctのダイヤモンドって、サイズによっては超難しいんです。
何のサイズかって‥?
それは、指のサイズまたは手持ちのリングの石のサイズ、もしくはその両方です。
まず、薬指のサイズが9号くらいの方でしたら、0.3ctダイヤモンドのソリテール(立て爪)でもヘイロー(ダイヤ取り巻き)でもお似合いになるのでどう作っても問題がないのですが、
私のように、薬指が15号&指の長さと手のひらの面積が男性並みのサイズ感の方はソリテールにしちゃうと残念ながらかなり控えめな印象になってしまいます。
こちらの写真↓が参考になれば…。
↑実はスリーストーンの前はソリテールでした。0.3ctのソリテールで15号のサイズ感の参考になれば幸いです。
【参考記事・ダイヤモンドの指輪は外観に拘ると大吉。】
※指の太さより、場合によっては指の長さの方がダイヤのサイズの見え方に影響が出ることもあるみたいな内容が書いてある記事↑です。
この為、ヘイロー一択となるわけです。
然しヘイロー一択と言っても、手持ちのリングとの兼ね合いもあるのです。
ジュエリーもファッションの一部ですから、あわせるジュエリーとのバランス次第で活躍頻度が減ったり増えたり‥!
ヘイローがとても好きな方は良いのですが、私のように手持ちのリングはソリテールの方が多いという人にはこれも活用頻度が下がるかもおお、と踏み切れないところがあるのです。
左にガツンとしたソリテール、右に可憐なヘイロー、バランスが綺麗に見えるのか…?
この点をイメージしづらかったのですね。
実は私もヘイローデザインで結構真剣に検討していた時期がありまして、口コミなどをチェックしていたのですが、0.3ctのヘイローが自分の手に似合うかは微妙かも?という結論に達しました。
検討していたのはこちらの枠です
まずは口コミをご覧ください。
0.3ct台のダイヤモンドを仕立てた方が何枚か写真を載せて下さっているのですが、雰囲気的にはヘイローというより、お花モチーフのデザインに近い感じがするのです。
周りのメレが中石に対して大きく見えてしまうのでこのような現象が起こるのでしょう。
お花モチーフがお好きな方や、このタイプのデザインがお似合いな方は問題ないのですが、私にとってのお花モチーフはどうもしっくり来なく(骨格診断はストレートです)タンスの肥やしになっているリングが幾つかあります。
また、ヘイローデザインは空枠であっても比較的費用が高いので、一か八かな感じでは踏切りづらいのですね。活用頻度が減ったからって、ピンキーに直すのも微妙な感じがしませんか‥。
ただ、この枠は本当に魅力的ですので、機会があったら中石1ctで作ってみたいなあと思っています。
困った時のウェディングビー!
私がこのような仕立てやリングデザインで困ったときは、海外サイトウエディングビーの膨大なスレッドの中から参考になりそうな情報を探します^^
このサイトは海外のゼクシイ(?)みたいな感じで、結婚式から妊活まで幅広く情報交換がされており、って事は勿論婚約指輪や記念日のジュエリーについても会話されています。
ジュエリーに関しての情報は、日本の情報と比べると圧倒的に欧米諸国の情報の方が成熟度が高いですし情報量が多く存在しているので、困った時は参考にされてみてください。もちろん英語が微妙な私はGoogle翻訳にコピペです!
さて、海外の皆さんは0.3ctのダイヤモンドルースをどのように楽しんでおられるのか、検索窓にtiny ringやsmall ringなどと入れてみましょう。
いろいろなトピックがヒットします。
【集まれ〜!小さな婚約指輪(プロミスリングも可!)たちよ!】
トピ主のコメント
「このボードは、小さな婚約指輪を見せびらかし合うためのものです。私の指輪はケイズでプロミスリング(婚約指輪を渡す前に約束として贈る、比較的安価なリング)として販売されていたものですが、この指輪をとても気に入っています。私の指のサイズは8号(US4.5)です。婚約者はもっと違うものを考えていたようですが、私はこの小さなリングが欲しかったんです。さあ、あなたの小さなリングを自慢してください!」
早速トピックを開いてみると、ずらりと指輪の写真が紹介されています。
やはり多いのはヘイロータイプ、そしてアメリカならでは(?)コストコで見かけるこのタイプ↓も多いですね。
こちら、よく見ると小さなダイヤモンドを集めて、まるでソリテールのように見せているリングです。トピ主のリングもこのタイプですね。
このタイプのリングはコストコで実物をみた事があるのですが、婚約指輪にこだわりはなくて、たまにお友達の結婚式とかでつけたい方にはもってこいだなと思ったことを記憶しています。
っていうか、パッと見は中石1.5ctのリングに見えます(写真だとちょっと変テコですが)し、デザインも普遍的で古くならないところがいいですね。しかも重なる結婚指輪もついてこの価格…!!
おっと、つい話が逸れましたが、やはり欧米の方も人気なのはヘイロー、そしてデザインリング(ウェーブのデザインや彫金デザイン)にあしらう方も多くいらっしゃいますね。
ソリテールやスリーストーンの方は8号くらいの薬指の方が多そうです。
ほいで、リエコさんはどうするのか?
前置きが超〜〜〜永くなりましたが、私はこのルースをどのようにしようと思っているのか、記しておきましょう。
今のところ2つの案、このどちらかなあーって感じです。
【1】六本爪のソリテール、サラ・ジェシカ・パーカーみたいに重ねる!
サラジェシカパーカー…彼女の写真をネットで何枚も見ていると左手薬指に超巨大なダイヤモンドリングをしている写真に出会うのですが、その大粒ダイヤの指輪に0.3ct〜0.5ctくらいのソリテールを重ねている事があるのです。
私はアメリカの芸能ゴシップにあまり詳しく無いのですが、この小さい方がプロミスリング、もしくはオリジナルの婚約指輪(お金持ちになってから大粒ダイヤの婚約指輪にアップグレードしたのかな?)なのかしらと??
セックスアンドザシティーのキャリー役を射止める前に結婚されたとの事なので、もしかしたらこのリングがオリジナルというのは可能性がありそう…じゃない?詳しい方いらっしゃったら教えてください。
(上のリンク先の一番最初の写真は(右の方)0.3ct〜0.5ctくらいのソリテールのみを着用しています。)
重ねづけしている写真↓
私はこのサイズの大粒ダイヤモンドを手に入れるのは無理っぽいけど、この感じの重ねづけはさすが!という感じがしませんか( ◠‿◠ )
私の場合は、婚約指輪と横に並べる形でピンキーリングにしてもいいかもなーと思っています。
なお、重ねるor並べるためのリングにするなら四本爪は避けた方が無難です。ダイヤモンド同士が擦れると呆気なく削れたり割れたりするので(ダイヤモンドはダイヤモンドでないとカットできない)、六本爪であれば比較的安全です^^
【2】デザインタイプのピンキーリングにする。
ウェディングビーでも見かけたような、ウェーブデザインやボタニカルデザインなど…あのようなデザインリングでピンキーにぴったりのものに仕立てれば、且つ手持ちのリングとの兼ね合いも考えてデザインを決めれば良さそうです。
私が今のところ気になっているのは、このリングのような感じのデザインで、中央に埋め込むように石留めできないかなと…厚み的に彫り留めできるかは今のところ不明です。
このリングの詳細はこちら↓
どちらも共通しているのは、ピンキーリング(小指用指輪)にするのが活用頻度が上がって良いのではないかという事ですね。湯婆婆みたいに全ての指に指輪ができればいいのに‥
0.3ctのリングと1ctのリングを両方持っている場合、どちらも主役級のデザインにすると矢張り0.3ctの方が登場頻度が減ってしまうのかもなあという感じですね。
ただこれも「私の場合は」なので全ての方に当て嵌まるかといえばそれは又別なのでしょう。すごく体の線が細い方でファッションセンスがある方であれば、もっと違う見解になるかもしれません。
費用的に言えば、サラジェシカパーカー案の方がリーズナブルに仕立てられるので現実的かなあと。両方試さないとわからない!って感じなら尚更リーズナブルな方から試すと良いですしね。
0.3ctのダイヤモンド、これは日本人には馴染み深いサイズだと思うのですが、みなさんガンガン活用しているかというと、そうでもないように聞きます。
婚約指輪として手にしたり親族から受け継いだり…使用頻度が少ないとついタンスの肥やしにしてしまったり手放してしまったりする方も少なくないと思うのですが、お手元に保管されていて身につけたいなあとお考えの方に、今回の記事がヒントになれば幸いです。
普段からダイヤモンドを身につける習慣がない方も、これを機に、日常の何気ない一瞬にきらきらを見詰める小さなひとときと出逢えたら…。
(おしまい)