本日は、前回の記事の続編です。
このようにして私は、エストロゲンの事を労り、インスリンの機能を復活させるべく、食生活などの生活習慣を見直して、実験的に色々とやってみているところです。
という感じの事を記しておりました為、本日はここを掘り下げて行きたいと思います。
粗食×節約でモチベーションを高める作戦
「食生活を見直さなければ糖尿病まっしぐらなんじゃないか?でもインスリンに良い食事って結局和食とかそう言うのじゃん…。」
と言う感じでモチベーションがイマイチ湧いて来ませんでした。
人というものは、自分の命と引き換えに目先の美味しいものを選んでしまう愚かな動物なのです。
特に私は、日々の楽しみであるアルコールとはキッパリ別れを告げ、好物のジャンクフードや甘いスイーツは、毎日は食べないように気を使っております。
もう既に、毎日の小さな楽しみが殆どない状況を作ってしまっているのに、たまにジャンクフードをドカッと食べるとかそういうのまで我慢し、日々の食卓をひもじいものにして行かなければならないなんて…と非常に悩みました。
すると、そんなモヤモヤとしたいつもの昼下がりに、突然閃きました。
平日の食事を無添加の粗食にする事で、浮いた食費をジュエリー貯金に回して良いとうルールを、ゲーム感覚でやってみたらどうだろう?という事を。
現状で食事を粗食にするモチベーションはゼロ、なんならダイエットするモチベーションだってゼロに近いのです。
今更痩せてなんになるんだ?と言う気持ちがある以上、若い頃のようにダイエットをする事が希望の光のようには思えません。
このままだと糖尿病になるから食生活を粗食にしましょうね〜と言う、至極真っ当な理由だけで日々の楽しみをカットするのは、私にとってはあまりにも動機として弱いのです。
ですから、粗食をすることで楽しい事が発生する、という仕組みを考えました。
節約をしたいと思っていたがモチベーションが沸かなかった
実は食費や外食費を見直し、家計を節約をしたいと言うことも数ヶ月モヤモヤと考えておりましたが、キッチンが使いづらい事や冷蔵庫が小さい事も相まって、中々モチベーションを見出せずにおりました。
食生活を見直して粗食にすれば、食費が浮いてジュエリー貯金に回せて楽しいし、平日にきっちり粗食を実践できれば、外食費などの余計な出費を抑えられます。
全てがうまく収まる仕組みを思いつき、嬉しくなりました。
夫に相談をした
ここで夫に相談をしました。
矢張り日々の食事の献立の事になるので、夫の了解を得なければなりません。
私だけ粗食では食費の節約にならないので、ある程度夫にも粗食に付き合って貰わねばこの計画は成立いたしません。
夫の返事はこういう物でした。
「最近一緒になって色々食べてたらお腹に脂肪がついて来たので粗食にするのは歓迎である。それを実践して外食費などの出費が減るなら合理的だし、努力するモチベーションのために浮いた食費をジュエリー貯金に回すのは構わない。」
交渉は成功です。
インスリンに良い粗食とはなにか?
これは前回の記事に記していた事のおさらいになりますが、インスリンの機能を回復させるためには女性ホルモンを労わるような食生活が必要との事でした。
↓前回の記事
①基礎代謝を下回らないようにきちんとカロリーを摂る
私の身長で60kgを目指すなら、基礎代謝は1400キロカロリーだそうです。
このカロリーを下回らないようにします。
②糖質を控え過ぎない、摂り過ぎない
必要な糖質量をご飯のみで摂る場合は、茶碗に三杯(普通盛り)が一日の適量だそうです。
③脂質を控える
脂質は身体が処理するの難しいらしいです。
糖質より脂質の方が処理しづらいような事を聞いた事があります。
平日は揚げ物やアブラマシマシなお料理は避けます。
④魚を食べる
今までは家で自炊といえば殆どお肉料理を食べていましたが、魚料理に完全シフトしました。
⑤大豆製品を適量摂る
納豆なら一日一パック、豆腐なら半丁です。
これ以上摂ると却って女性ホルモンが乱れるので注意します。
前回はこのような感じのお話を書いたと思います。
では、これらを取り入れた食生活ってどんな感じかなと想像しましたら、
昭和50年頃の日本の食卓をイメージすれば間違いないんじゃないかなと思いつきました。
「昭和50年 食生活」と検索すると、沢山の記事がヒットしました。
どれも、ポジティブな内容の記事で、私が考えている方向性は間違いではないのかなと思えてきます。
私はこの、昭和50年頃の日本の食卓を参考に、粗食生活の指針を決定していく事にしました。
無添加の粗食にしてみる
折角の粗食なんだから、無添加に拘ってみるのはどうかと思いました。
というのも、前回の記事にも記した通り、浮腫みも気になる点だったのです。
腎臓の調子が悪いのかな…と思っていた時に辿り着いたのは、食品添加物であるリン酸塩が腎臓に負担を掛けるという記事です。
でもこれ、リン酸塩ってめちゃくちゃいろんなものに含まれているんですよ。
ph調整剤、かんすい、結着剤、酸味料、香料、膨張剤、などなど…。
これら全部がリン酸塩だそうです。
野菜や肉などの自然な食材にもリンは含まれており、適量であれば寧ろ体にとって必要なものですが、ありとあらゆる添加物に含まれているため、添加物の多い食事を続けていたら明らかに過剰摂取なんじゃないかなと思いました。
リン酸塩以外の食品添加物についても、腸内環境を乱すトリガーになったり、人によっては害があるものも多いため、それなら平日は無添加に拘っていれば間違いがないのだろうという事結論になりました。
こうして今実践しているのが、無添加の粗食生活です。
この写真はある日の夕食ですが、なんか朝食みたいな献立ですよねwww
ご飯は胚芽米を炊いたもので、私は朝食べないので夜は二膳食べます。
汁物は野菜ぎっしりの味噌汁かスープ、出汁や味噌も無添加です。
汁物は一人二杯、サラダやお浸しのポジションも兼ねているので、おかわりできるように多めに作っています。
塩分は気になりますが、それはおいおい考えて行く事にしています。
焼き魚はローソンのチンするやつですが無添加、メザシも無添加のものを選んでいます。
ローソンやセブンイレブンのチンする焼き魚は、何種類か無添加のやつがありまして、味も良いので時短したい場合はおすすめです。
実はこのような献立、嬉しい誤算なのですが、めちゃくちゃ満足度が高いです。
なぜかわからないんですが、今まで作ってきたお肉料理のおかずと比べても満腹感が強くてびっくりしています。
これは夫も同じように言っていて、いつもと同じ量は食べられないそうです?
これって、野菜から食べることで血糖値の爆上がりを防ぎ、ご飯が進みすぎるおかずがない事で食欲を刺激し過ぎない、そしてメザシなど噛む回数が多いおかずがあるからお腹が超いっぱいになるのかなぁ、などと思いました。
皆んなも試してみて、謎の満腹感に驚きますよ。
また違う日の夕食です。
こちらも朝食みたいな献立です(笑)
最近では卵は一日に5個食べてもコレステロールに問題ないと言われているので、それを信じて5個までOKにしています。
本当に信じて良いのだろうか、多分ダメな気がするけど今はこのまま行きます。
この日の夫は違うメニュー、数日寝かせたカレーを食べています。
カレーに野菜たっぷりお味噌汁…。汁に汁…。
夫は平日でもカレーやレトルトハンバーグなんかを食べているので、無添加生活ではありませんが、太ってないし浮腫んでもいないので今はこのペースで問題ないでしょう。
節約の成績はどうか
昭和50年頃の食卓を続けてみて2週間程経ちましたが、夕食を用意するのに大体1000円前後でやりくりできています。
お米と調味料は計算に入れていません。
今お米が高過ぎて泣きそうですし、無添加の調味料は高価ですが、将来の医療費をカットできると思えば必要経費です。
それでも夕食の用意が1000円でやりくり出来ていれば、まあまあモチベーションになるようなヘソクリが貯まりそうな感じがしていますので、このまま継続できるなら作戦大成功ではないでしょうか。
だけどキツくない?
この食生活はキツくないのか?という点で言えば、この食生活はめちゃくちゃラクです!
何がラクって、調理が簡単でラクですし、身体がめちゃくちゃラクなんです。
体の浮腫みはないし、血糖値スパイクの怠さなんかも全部なくなったし、食欲が刺激されないから無限に食べたくなる謎の境地になる事もないです。
ただ一つ懸念してるのは、メニューに飽きる日が来るのかなという点です。
すると、ちょいと料理が手間になって来たりするんかなぁ〜みたいに思っています。
でも昭和50年代の日本人は飽きたから毎日洋食、とはならなくて、あんなにコッテリしたものは毎日食べられないという感じだったと思います。
こればかりは続けてみないとどうなるかはわからないので、もう少し検証が必要ですね。
ダイエットにはなったのか
今は身体がめっちゃ軽いし、食べ過ぎたりする事もなくなったので、このまま続けることができれば、自然に痩せそうな気がします。
これも、献立に飽きなければかな…。
昭和50年代の食卓って、もっと色々な献立がありますから、ちょっとずつレパートリーを増やしていけば良いかも知れませんね。
本日は、粗食×節約という実験について、詳しく書き記してみました。
日本人の遺伝子を持った肉体は、西洋人の肉体とは仕組みが違う、これは食べ物を処理する能力に違いがあると言う事です。
西洋人が、バターたっぷりのクロワッサンにチョコレートをかけたものに、甘いお茶を合わせた朝食を毎日摂ってもへっちゃらですが、日本人がその朝食を毎日だと日中怠いでしょう。
このように、肉体の性能に合ったものを選んで食べることでエラーが起きなくなるのかなと思いました。
甘いものが食べたくてしょうがない場合、ひょっとすると糖質過多の影響でインスリンが乱高下しているのかもしれません。
日本人の体に合う食生活を実施すれば、甘いものをそこまで頻繁に欲しくならなくなる可能性があります。
食生活は毎日の小さな幸せに関与するからこそ見直すのに勇気が必要ですが、ちょっとした実験みたいな軽い気持ちでやってみると良いかも知れませんね。
まずは3日試してみよう、みたいな緩い感じでね。
(おしまい)
↓この本、今また書い直そうかと思っています。