小指に咲くカラフルなお花( ◠‿◠ )
きっと勘のいい方はお気づきと思いますが、このピンキーリングはヴィクトリア時代に流行したメッセージジュエリーを参考に仕立てて貰った品です。
この時代、紳士が淑女に想いを伝える際、言葉で直接伝えるのではなくこのようなジュエリーを贈る…そんな秘めた想いがこめられたロマンティックなお品なのです。
【D】iamond
【E】merald
【A】methyst
【R】uby
【E】merald
【S】apphire
【T】anzanite
留められている宝石の頭文字を並べると、DEAREST(愛しい人)という意味になります。
受け取った人はそのジュエリーに込められたメッセージも同時に受け取る…ラブレターのような役割のジュエリーだったのですね^^
とは言え実はこのリングはちょっとしたアレンジ(?)が…!
Tの位置にタンザナイトが…。
そしてEの位置にエメラルドではなくグリーンガーネットが…。
そう、タンザナイトってヴィクトリア時代にはまだ発見されていなかったので現代ならではのアレンジに…当時はトパーズなどを使っていたみたいです。
そしてエメラルドの位置にグリーンガーネットなのは、私が扱いやすいからそうして貰いました( ◠‿◠ )
エメラルドよりガーネットの方が気を遣わなくて良いですからね。
このリングはだいぶ前に手元に来たものですが、最近また引っ張り出して使っています。
存在感のあるピンキーリングが今の気分なのかもしれません。
このリングの詳細を書き記しておきましょう。
実はこのリング、オリジナルはこちらのタンザナイトリングでした。
このリングを購入した時は数件しかレビューをチェックしていませんでしたが、今改めてレビューを読むととても高評価ですね^^
オリジナルのタンザナイトのリングも凄く可愛いですし、お店さん側で石の用意ができれば好きな石で仕立ててくれます。(石の持ち込みもできますが、石のサイズが合わないと花びらの感じが上手くいかないかも?石を探してもらってもそんなに高くなかったです)
タンザナイトのお花、ルビーのお花、ピンクトルマリンのお花‥など集めたくなっちゃって危険ー…。
私の時はこういうリング(ディアレストリング)を作りたいと問い合わせをし、石を探して仕立てて頂きました。
オリジナルは10金製ですが、石の色味に合うように18金での製作です。
最愛の人に贈るディアレストリング…♡
最愛の人…それは家族かもしれないし、自分自身かもしれない、はたまたこれから家族になる人かもしれないですね。(こんなキュートなリングがプロポーズリングだったらときめきが止まりませんね!)
十人十色のメッセージジュエリー、あなたのお手元におひとついかがですか♪
(おしまい)
「指輪88」をお持ちの方は、130ページにアンティークのメッセージジュエリーが掲載されていますので併せてご参考にされて下さい〜^^