アンティークカットのダイヤモンドを手元で眺めるようになってから…
現代のラウンドブリリアントカットの輝きでは物足りなく感じてきている…
そんな心境の変化に大きく戸惑っております。
実はあと数時間もすれば、2ctのオールドヨーロピアンカットが、お仕立てから帰って来るのです。
これはいつもですが、お仕立てが終わったと連絡が入り、実際にこの目で見るその瞬間まではドキドキハラハラヒヤヒヤ…
イメージ通りに出来ているだろうか…
イメージとは違えても魅力的なジュエリーに仕上がっているのだろうか…
そんなハラハラヒヤヒヤで心臓がキュッとします。
そんなお仕立て完成のお話はまた後日…♡
現代のラウンドブリリアントカットとアンティークカットの輝きを比較すると、どのように感じるのか、それはこのような感じでしょうか。
現代のラウンドブリリアントカットは、輝きが細かく「破片のような輝き」と表現されるようです。
そして計算されたカットなので、入って来た光を完璧に跳ね返すことができ、理論上最も輝くカットである事は皆さんご存じかと思います。
↓この動画めちゃくちゃ分かり易いです
かたやアンティークカットのダイヤモンドは、計算してカットするのではなく、
『原石の形に沿ってカットしていく事で強く輝く個体がたまたまあった』
みたいな感じなので、個体差が凄くあるみたいですね。
ただ、その中でも輝く個体は凄い!!!!
輝く面が大きいのもあり、石の質がよいのもあり、ダイナミックに強く輝くんです。
↓この動画のアンティークダイヤモンドは輝きがすごい!
多分、オールドカットなら何でもこのように輝くわけではないのでしょうけれど、輝きの良いオールドカットは、私の手持ちのダイヤモンドやブティックで見たエクセレントカットのダイヤモンドよりも明らかにダイナミックに輝きます。
そして現代のカットのダイヤモンドは、クッションカットやハートシェイプでも、虹(ファイア)は原色っぽい感じですが、オールドカットのダイヤモンドが放つ虹はパステルカラーっぽい感じです。
このパステルカラーの虹色が本当に素敵なんです。。
ふう…
どうしましょうかね…
新しい沼…そんな未知なる楽園に不意に迷い込んでしまったかのようです。
アンティークのダイヤモンドを愛でる幸福‥。
それは、素晴らしい輝きのアンティークダイヤモンドに…そんな石に出逢えた者のみが手に入れられる至福の時間なのです。
そんな幸運と、この石を繋いで下さった全ての方に感謝してもしきれません。
(おしまい)
①ラウンドブリリアントカットの大粒ダイヤモンドを探す旅はついに終結しました。然し、私の運命の石はラウンドブリリアントカットではなく…? - リエコの手帳
②恋焦がれて漸く出逢えた運命の石はオールドヨーロピアンカットでした。 - リエコの手帳
③続・恋焦がれて漸く出逢えた運命の石はオールドヨーロピアンカットでした 〜ソリテールしか勝たん!の巻〜 - リエコの手帳